死人ちゃん、なんか可愛くて好きです。これは死人ちゃんの自分探しの旅でしょうか?タイトルと冒頭の下りから衝撃を受け、そして話が進む毎に中毒になってしまいました。
コトリ アザミと申します。 小説、詩、短歌など創作しております。 ライトノベルの知識はなく、どちらかと言えば硬めの文章を今まで書いてきました。 公募では今まで…
1話1話が呟きの様に綴られる構成。黄昏の世界で自分の生きた証を探し続ける。終わってしまった心であるからこそ淡々と内から零れた言葉。それが連なり創られた、ある種の抒情詩なのではないかと。
短文で気軽に読めてしまう新感触小説。死人の語り口調が淡々と続いていく中、不思議な世界観でお話しが進んでいきます。短くあっさりと書かれたこの小説、目に浮かぶ風景が美しいです。
「死人」の目線で描かれる斬新な設定、日記みたいな形で読みやすいです。しかし、どうにも謎が生まれる作品で、シンプルなのですが、妙にドキドキするのは私だけではないはず。シンプルな文章だからこそ、徐…続きを読む
生まれて初めて読んだ『ゾンビ文学(?)』。アンデッドが出てくる話は幾つか読んだが本作はゾンビ(だろう、多分)に主体性と言葉の力を授けた点が秀抜である。
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