一章ラストでひっくり返るまでは普通の太郎系なやつ。

スパロ(ハロ)

踏み台系勇者。

鳥系の妖精族で、三三七拍子鳴きが癖となっている。

見るからに光属性で人気者だが、サイコパス臭が漂う。

実はイルと前前前世からの絆があり、輪廻転生を繰り返し、いくつもの世界と生涯をまたいでイルのストーカーをしている。

ちょっと精神力ヤバイだけでサイコパスではないしなんならちゃんと勇者勇者してる。

一週目は零細な神で、イルを追う為、輪廻に入り受肉する事を選んだ。

イル(イム)

なろう風主人公。

ゲスっぽくて偽悪的な成り上がり系主人公。

「猫を虐待(風呂に入れる)してみた」系のミスリードギャグな行動をしまくる。

光属性の魔法使いで、幻覚もとい映像を見せる能力を持つ。

極めると蓄光ビームが撃てる。

ヒロイン達とは前世で友達だったくらいの仲で、ハロより縁を持つ者はいない。

一週目は小さな祠を信仰する少年だった。

玉兎(イートゥー)のユプテ

イルが事故で転落した先に封じられていた日記の魔神。

数百年前のハロとイムを知っているが、事細かく語るのは野暮と考えている為、ハロをからかう程度にとどめている。

ミソレ(ラファド)

一週目でイムの幼なじみ(♂)だったモブ少女。

雪の妖精で、雪原や涼しい地帯から出られない。

何度転生しても吃音持ち。

面隠しへの恋心は転生しても未だ消えない。

名前の軸は音階。

かんざし姫(面隠し)

名前はヤハニ。

一週目でイムとラファドの幼なじみ(♀)だった魔法使いの中ボス少女。

他人の物を殺してでも奪うレベルの髪飾り収集家。

めちゃくちゃ美髪だが顔は……面を被っている。

というかのっぺらぼうで食事の必要が無く不死身。

演技力がすごいがツメが甘い。

お互い差別されていたラファドと仲良くなる。

何度転生しても見た目に気を揉む。

何度転生しても語尾は「ですの」系。

クルス

好奇心旺盛なモブ少女。

何度転生してもクルス。

尻尾が生えた旅人で種族、能力は謎。

知り合いの転生者達と特別な絡みは無く、ひたすら同じ姿と同じ名前で現れてはインタビューもしくは記録してくる。

作家だったり記者だったり画家だったり身分は様々。

ゲリラ

奇襲してくる厄災そのもの。

どっからでも湧く黒い龍。

全員の一週目以前からいて、詳細不明。

常に何かに苦しんでおり、古代語の悲鳴を上げるが、苦しむのにいっぱいいっぱいなのか会話は不可能。

すり抜ける何かで出来ているが、通過されただけで大ダメージを受ける。

作中の昔話などで悪役や災害として登場し、キャラ達にも容赦なく敵視されるが、人々の自分勝手などの理不尽な理由で生贄的な何かにされ、現在の状態になった事を匂わせていく予定。