第17話炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)

檜山仁の炎が迫る来る。


俺は右手を突き出し……




「炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)」




俺の目の前に大きな炎を纏った盾が実現する。


檜山仁の紅色の炎と俺が出した炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)がぶつかり合う。


檜山仁の紅色の炎の中心に大きな魔方陣が展開する。


間違いなく、増強魔法だ。


檜山仁が出している紅色の炎は勢いを増した。


檜山仁の紅色の炎は俺の炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)で防いでいるが紅色の炎の熱量が盾越しでも感じる。


熱量と言っても熱さよりも痛みを感じる。


檜山仁の紅色の炎は徐々に消えていく。




「どうだ、お前の炎は俺でも防げる」


「だからと言ってお前が俺に勝てる訳では無い」




炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)は俺の身長と同じ位の大きさがある。


そしてその全てが炎に包まれる。


その後は炎と共に消えていく。




「……盾はもう良いのか?」


「……」


「……どうして、2つ同時に使わない?」




……気づかれた。


炎神の魔武器(レヴァンティン)は二つ同時に出す事が出来ない。


これは俺が弱いからだ。


完全なる力不足だ。


今の俺では炎神の魔剣(レヴァンティン・ソード)と炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)を同時に出す事が出来ない。それに炎神の魔剣(レヴァンティン・ソード)の強度は凄いが大きさなどの変化が出来ない。


更に炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)も同じく大きさなどの変化する事が出来ない。


その為ただただ、大きな盾を出す事になってしまう。


大きな盾な為、狭い場所などで使えないのが弱点だ。


檜山仁に2つ使えないとバレてしまったからには早めに対策をしないと……


檜山仁は右手を大きく開き、俺に向ける。


檜山仁の右手は紅色の炎に包まれる。


檜山仁の右手の紅色の炎は丸く大きくなり回転を始める。その紅色の炎は俺に向かって真っ直ぐ伸びてくる。


さっきまで拳で殴る動作と違ってとても大きな炎が回転しながら向かって来る。


ここは……




「炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)」




俺が口にすると共にさっきと全く同じ大きな盾が実現する。


俺の炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)と檜山仁の大きな炎がぶつかり合う。


盾の後ろに居る俺にダメージは無いが、盾で防御出来てない部分は檜山仁の炎によって焼けていく。


炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)の角が溶かされていく。


……きっと檜山仁の魔法による強化魔法だろう。


暫くして、攻撃が終わったみたいだ。


盾は何とか形を保っていたが所々溶けている。


俺の炎神の魔盾(レヴァンティン・シールド)は今まで傷をつけられた事なんて無かったのに……


それだけ檜山仁の実力はあるって事を知る事になるなんて……


嫌、俺の力不足だ。


異能力は思いの力で変化する。


……もっと強力な盾を出せれば……

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