第16話 「かんそうやさん」さんに読んでもらった⑤

 いつまでかんそうやさんさんでひっぱるのかと言う感じですが、私の忘備録と思ってお許しください。


【質問3】

⾯⽩いと感じた部分があれば教えてください。「これどこが⾯⽩いの?病」

をこじらせています。


【かんそうやさんより】

1. しっかりとしたファンタジーなのにかなり読みやすい。


2. 天国の扉は社会の歴史の教科書に通じる⾯⽩さがある


まず、1 は特にハイファンタジーで障害になりやすい「読みやすさ」なのです

が、天国の扉は情報がしっかり整理されていてともかく読みやすいです。

この要素はとても重要で、読みやすさで⾯⽩さがどれだけ伝わってくるかにか

かってくるからです。

ファンタジーの⾯⽩さは様々ですが、共通するのは世界観だと思います。世界

にどのような⼈間が⽣きていて、どのような課題があってそれを解決するか。

世界観は⼈が⽣きている歴史を紐解いていきますが、天国の扉の歴史は理解が

しやすいです。

しかも天国の扉って「過去と現在という時間軸」と「登場⼈物が多い」とい

う、ストーリーを複雑にする要素を多く含んでいるんですよね。

これらを上⼿く整理できているのは、信仰がキャラクターの悩みの主軸になっ

ていてかつ共通認識にしていることが⼤きいと思います。

起点になる認識と悩みが同じなのは、読者にキャラクターや世界観への理解を

上⼿く促しつつ⾯⽩さを伝える役割を果たしていて、なるほど︕と思いまし

た。

勿論、この構成にしたからと⾔って万⼈が上⼿くこの構造が使えるかは別なの

で、やはり著者の特筆すべき特⻑であり⾯⽩さの根源なのだと思いました。


2 は 1 と近いところがあるのですが、歴史の教科書やwikipediaってついつい⾒

ちゃって時間が取られることってないですか︖

歴史の教科書やwikipediaに通じる⾯⽩さは、情報が整理されていて読みやす

く、それでいて歴史という事実が余すとこなく書かれているからだと思いま

す。

感覚的には⼈が⼈に興味を持つのと同じで、⼈やモノなどのなりたちやバック

ボーンは誰しも興味をもつし、最⼤のコンテンツであるといっても過⾔ではあ

りません。

私⾒ではありますが、徳永家康とSMAPの⽊村拓哉のwikipediaを⾒ることは得

ようとしている情報や起点は違えど、根本的にはそういった⾯⽩さを感じてい

るはずです。

天国の扉もそういった感覚があって、著者が天国の扉の世界の六法全書と経典

を暗唱できるほど把握しているからこそ、しっかりと整備された情報をもれな

く抜けなく、それでいて必要な情報を書いている印象があります。

いくら著者が書いたものをいえど、作品の世界観や⼈間をすべて把握すること

は難しいので、これも天国の扉の⾯⽩さを語る上で外したくないポイントで

す︕



・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*:.


 かんそうやさんさん、ありがとうございます。


「これ面白いのかな……」と思いながら30万字以上を書いてきて、「これどこが⾯⽩いの?病」こじらせてしまいました。ゴホッゴホッ……


 本当に面白いと感じる部分って人それぞれだと思うので、こうしてかんそうやさんがワンパーソンとして箇条書きでポイントをあげてくれることによって、とても安心しました。


 面白いってわっはっはって笑うことだけじゃないんだと実感しました。

                      (そんなシーンはないです)


 自分が、他の方の作品を読む立場の場合、自分が面白いと思ったポイント(たとえそれが他人と違ったとしても)を大事にして読んでいきたいなと思います。

 まぁ、大体人とは違うとこでツボに入ることが多くて、常にマイノリティーモードなんですけど。


 それこそ最近はジェネレーションギャップをすごく感じていまして、これは年代と言うよりも時代のギャップで、今この令和に面白いと求められているものと、昭和平成で面白いとされていたものが変わった気がしています。



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