本作は元々書き手向けに書かれたレビュー論だそうです。
レビューは練習すれば、上手くなり、そしてそこで身に付いた技術は、小説執筆の力となると。
また、筆者は言います。
──小説を書くのは難しいです。それは、レビューを書くのも同じです。なかなか難しい。でも、レビューを上手く書ける人は、例外なく小説も上手いです──
私はこれに強く同意します。翻って、良いレビューを見れば、レビューされた作品はもちろん、レビュワーの作品をチェックするということもあるわけです。
このように二重の意味でレビューに注目している読者ってそれなりにいると思います。
ほら、レビューを書くことのメリットが一つ増えましたね。
そして、本作で丁寧・簡潔に書かれていることに倣って、読み手がレビューを書いても当然良いのです。
レビューをいただくと嬉しい半面、自分が書くとなると勇気がなくて手が止まる。そんな方はいませんか? 私がそうなので、たぶん私のほかにもいらっしゃることでしょう。
本稿は、そんな人たちに、レビュー投稿の「最初の一歩」を踏み出させてくれるであろう、執筆ガイドです。気持ちのハードルを吹き飛ばすための心構えから、よくみられるレビューの構成、レビューを書くメリット、さらには一行レビューのテクニックまで。「レビュー書けない」「書くのを躊躇してしまう」というレビュアー候補をやる気にさせるのには十分! というか、今まで書かずにいたことを後悔してしまうかも。
未だレビュー執筆経験のない方、ひとまずこちらを覗いてみませんか? 今ここに初レビューを書いている私のように、きっと「レビュー」への気持ちのハードルが下がり、何かしら書きたくなることでしょう。
……といったところで、いかがでしょうか、先生?