ドライブで行きたいのは　君の家

庭の一望が見渡せる部屋の　掘りごたつのテーブルで

バジルソースのパスタを食べて

食後にはハーブティーとチーズケーキ

でも、ここから君の家まで　千二百キロ。

若い頃は　宇都宮から博多までの　千二百キロ

旭川から東京までの　千二百キロ

イギリスでは　ロンドンーエジンバラ間　六百キロ往復

すなわちこれも千二百キロ

どれも皆、車で完走したことがある

頭でこさえた　君を乗せて

自信はある

君の家に行くなんて簡単なこと

でも　もう、君は僕を受け入れてはくれない・・・

僕の家が　たとえ君の家の隣にあったとしても・・・

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい