count.8 繋がりの到来
「あっ」
そんな声と共に、頭上から大量のトレペが降ってきた。
剥き出しのソイツは止まることを知らず、
コロコロと回りながらどんどん落ちてきやがる。
……ちぇっ、
久しぶりに来てみれば
なんて場面に出くわすんだ。
ちょっと面白い光景だとも思ったが、ツイてない。
階段を落ちきってもまだ先に転がってきそうなやつを一つ掴まえて、
落とした奴を見上げてみると――
思わず眉を顰めてしまった。
そこには、女が一人しかいなかった。
『繋がりの到来』
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