アタシは結構直情的なタチで、何度やめて欲しいと口で言ってもわからないなら、体でわからせてやろうとしているのだ。と言うより、口より先に手が出てしまうのである。頭を叩いたり、蹴ったりするのはザラで、手や腕等に噛みつく事すらあったぐらいだよ！

恐らくだけど、その時のアタシは「力が唯一の正義」だと思ってたかもしれない。

まあ、当時のアタシは特撮ものとか好きだった（今もだけど）し、力を振るう事が正義と勘違いしてた感はあまり自覚してないかも。

当然、母さんは「他人に対して暴力を振るうものじゃありません！」って言って心配してたわよ！

多分、この頃からアタシはとんでもないサディストな人格が生まれたかもしれない。

気づかない内に自分が正義ぶってたという事は後になって気づいてた。

高校生になってからは、校内暴力が禁じられたからいい子でいようと自分なりに努力した。それでも頭の中では、妄想の中でアタシの悪口を言ってたかつての心無い男子を痛めつける妄想して楽しんでたけど口には出さなかった。まあ、大人になってもそれは止められ無かったけどね！

その時点でアタシはかなりのアブノーマルだったのだから。

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