青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)66 田中が潜伏しているとすれば埠頭の倉庫あたりではないですか、品川、川崎、は海のそばです、上野や浅草は下町ですから近所付き合いは密のはずでよそ者が来れば目立
青春の群像(第3部)66 田中が潜伏しているとすれば埠頭の倉庫あたりではないですか、品川、川崎、は海のそばです、上野や浅草は下町ですから近所付き合いは密のはずでよそ者が来れば目立
青春の群像(第3部)66
田中が潜伏しているとすれば埠頭の倉庫あたりではないですか、品川、川崎、は海のそばです、上野や浅草は下町ですから近所付き合いは密のはずでよそ者が来れば目立ちますと言うの、
で山本が埠頭の倉庫かいいところに目をつけるではないかと言うと、真一が海か麻薬を密輸するのも埠頭は好都合だが、そんな所にいつまでも隠しておけないだろう、まてよ船か船なら、
緊急配備に引っ掛からなくて遠くにいけるよ、
伊東はクルーザをもっているんではないですかと言うと、クルーザの繋留場所はお台場ですよそこに繋留しているのかもしれません、もしお台場から乗って次ぎの日に帰ってきたなら、
殺害する時間はタップリあるな、近くでは実行しないはずだと言うと、船で殺害して海に投げ捨てたのではと田中が言うので、海流により流れ着いてどこかに死体が上がる可能性が高い、
し、
船から死体を運ぶと目立つので、陸に上がってだろう、人知れず殺害するとしたら、建物の中のはずだ、クルーザが出入りしても目立たない場所は、別荘地と言う事になる、そうすると、
三浦半島、伊豆半島、房総半島になると言うと、山本が殺害して発見されにくいのは別荘地の床下ですね、他の所は犬に掘り起こされる可能性がある、床下を2mも掘れば発覚する恐れが、
なく、
穴を掘っている姿は見られないと言う事ですかと言うので、田中君の埠頭から海だと思いついたのですよ、中々いい指摘でしたと言うと田中が喜んでいたのです、明日は伊東のクルーザ、
と根元と伊東の当日の足取りをしらべます、タクシーに乗っていれば行き先はわかります、別荘地の港に入ったかどうかは、地元の警察に頼んで調べてもらいます、港が分ればその周辺、
の別荘の持ち主をあたりますと言ったのです、
だんだん見えてきましたね、と真一が言うと、ママが地図があると、色んな事がわかるんですねと感心するので、目線で考えるほうが想像よりず~と、効果的なんですよと言ったのです、
翌日山本が調べると、伊東はお台場にクルーザを繋留しており、当日に根元と伊東はタクシーでお台場に行き、林は浅草から隅田川くだりの遊覧船に乗船した事がわかったのです、
三浦半島、伊豆半島、房総半島の港に入ったクルーザで夕方頃入港して、翌日にはいなかったクルーザを調べると、伊豆の下田港の漁師が目撃しており、根元、伊東、林と5人の組員だと、
判明したのです、下田には伊東は別荘は所有していないと言う事で、貸別荘を当たると東京の山田と言う人物が2日の予定で借りている事が判明して、下田署員が任意で家宅捜査にし入り、
山本の依頼で特に床下を捜索すると居間の床下が掘り返した後があり、調べると男の死体が発見されて、顔写真、指紋から林と断定され、鑑識の調べでドアのノブやイスから根元、伊東、
組員5人の指紋が検出されて、下田署に殺人事件として捜査本部が設置され、警視庁の捜査一課との合同捜査となったのです、証拠は歴然としているので逮捕令状を取り、根元と伊東以下、
5人を逮捕して警視庁に連行して取調べが始まったのです、
根元と伊東は下田の別荘の床下から林の遺体が見つかり、現場に指紋が残っていたことと、殺害された日の足取りを指摘されて、どうして分かったのか聞くので、ピカ一の分析官がいる、
のさと言うと、観念したのか林の殺害、美人局、運輸省の事務次官への働きかけ、入札課長の恐喝を自白したのです、伊東は総て根元の指示だと言いはったのです、事務次官と入札課長、
は脅迫されていたが、
基準価格などの情報は漏らしていないとして、不起訴となり、伊東と根元は殺人教唆、死体遺棄、麻薬取締法違反、恐喝、実行した組員は殺人、他の4人は死体遺棄として検察庁に送られ、
たのです、一件落着したので真一は蜃気楼に行き、ママに総てを話すと、ヤッパリそうでしたか、カメラマンにしてはカメラとバックはいつも持っていないのでおかしいとは思っていた、
んですよ、
可奈が麻薬を打って美人局をやらせていたなんて気づきませんでした、申し訳ない事ですと言ったのです、しかし、真一さんと亜子さんにはすっかり騙されましたと言うので、敵を欺く、
には見方からと言います、すみませんと言うと、亜子さんがブラシを忘れたと借りるんで、人の髪の毛を集めて何するんだろうと思っていましたが、麻薬の検査する為だったのですねと、
言うので、
あの3人以外からは薬物は検出されませんでしたと言うと、私も調べられたんですねと言うので、総てを疑うのが仕事なんですと言うと、良かったですわ他の者が手をそめていないと分っ、
たのですからと笑ったのです、そういう事で亜子を退店させて下さいと言うと、いい人が入ったと思っていましたが、仕方ありませんと言うので、亜子が短い間でしたがお世話になりま、
したと頭を下げたのです、
それでは今日は私からシャンパンをご馳走しましょうと、2人にシャンパンを注ぎ乾杯したのです、明菜が傍にすわって、やめてしまうのと亜子に言うので、いつまでもお姉さんですよ、
ご飯でも食べましょうと言うと、うん、と返事したので、亜子がシャンパンを注ぐと乾杯したのです、それでは亜子は今日までやります、私はこれで失礼しますと席を立ち店を出て、
パールに向かったのです、
塚田と須藤が飲んでいる席に行き、総て終わりましたと言って、ママに預けた紙袋を貰って、これが須藤さんの報酬ですと渡すと、中を見てこれは又過分な広告費ですねと言うのでお国、
からの報償金ですと言うと、これで沢山の人間を食わせられますと受け取ったのです、塚田が今回も鮮やかな手並みでしたと言うので、亜子のお陰です、明日から又この店に戻ってき、
ますと言うと、
須藤がすご~い諜報員ですね亜子ちゃんはと言ったのです、又何か頼むかもしれませんと言うと、塚田がいつでも言ってください、これで、羽田の件は公明正大な入札が行われますよ、
私も少しは儲かるでしょうと笑い、高層ビルの建設のオイルダンパーのノウハウは関東建設が各建設会社に安くで提供するそうですと言ったのです、そうですか、それは良かったと、
言って、
それではいずれ又と席を立ちクラブ岬に戻ったのです、岬に総て終った事をつげると、ご苦労様、次ぎはどんな試練がくるのかしらと笑うので、お釈迦様とイエス様は少し休ませてく、
れないかなと苦笑いすると、さあどうでしょうと言ってお客の席に行ったのです、今日も入りはマズマズのようです、亜紀が終わったようね、おめでとうと言うので、さあ今日も亜紀、
の腕を見せてもらおうと言うと、まかして一丁引っ掛けてくるわと傍を離れたのです、
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