青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)57 この店を紹介してくれた須藤との約束と聞くので、違いますわと言うと、彼氏と聞くので、まだ彼氏でないんです、堅物だから口説いてはくれませんよ、それにフリーの
青春の群像(第3部)57 この店を紹介してくれた須藤との約束と聞くので、違いますわと言うと、彼氏と聞くので、まだ彼氏でないんです、堅物だから口説いてはくれませんよ、それにフリーの
青春の群像(第3部)57
この店を紹介してくれた須藤との約束と聞くので、違いますわと言うと、彼氏と聞くので、まだ彼氏でないんです、堅物だから口説いてはくれませんよ、それにフリーのカメラマン、
だから貧乏なの、ボトルはサービスしているんですと言うと、惚れているのかと聞くので、多分彼女がいるんですよ、今日は珍しくお祝いだから店に行くなんていっていましたが、
カメラの仕事が入ってペイを貰ったんでしょう、
背はあまり高くなく、顔もソコソコですが腕はいいんですよ、口説いてくれないので、それが悔しいんですとシャンパンを飲み干したのです、そんな男は諦めて考えてくれと言うので、
そうですねでも可奈さんとの揉め事は厭ですよと笑ったのです、可奈が座っていたイスの背もたれを見ると、一本髪の毛がついています、暫くするとお手洗いと言うので案内して、
テーブルに戻り髪の毛を掴んでテーブルの下でビニール袋に入れて、お絞りをもってお手洗いに向かえにいったのです、可奈は違うお客の席に着き不機嫌な顔をしています、お客が可奈、
どうしたのと聞くと、飲みすぎたのかしら、チョット頭いたくてと言うと、毎日飲んでいれば頭も痛くなるだろう、終ったら美味い物でも食いに行くかと言うと、まだ、予定が立たない、
わ、
店が暇になれば付き合えるわと言うと、それでは誰か段取りして、行き着けの店でまっているよと言うので、それではあかりと先に行ってと言って、スタツフにあかりを席にというと、
スタッフがハイと返事して、あかりが席に座ったのです、可奈が先に行っていてと言うと、ハイと返事したのです、可奈が倉田さんの会社はすご~く儲かっているんでしょうと聞くと、
ああ、今期は2次防で海自が潜水艦を2隻増やすので、多くの設備を調達する事になっているんだよ、そのおこぼれと言うわけだと言うので、美味しいネタがあるのねと聞くと、それは、
シークレットだよと笑い、何と言っても原潜並みの優れものだからなあ、これは丸秘事項だよと言ったのです、早めに出てもいいわよ、あかり美味しい物をご馳走してもらいなさいと、
言うと、
ハイと返事したのです、倉田がもし来なかったら、あかりを口説くぞと言うので、それは、倉田さんの腕次第でしょう、簡単にはあかりは、うんと言いませんよと笑ったのです、倉田、
がそれでは借りるぞと言い、あかり支度しなさいと言うと、ハイと返事して着替えて来たので、倉田達は店を出て行ったのです、店の女の子がお客と出て行ったので、時計を見ると、
まだ11時です、
この時間に出るなんて、あの娘が可奈の子飼だなと思ったのです、真一はそろそろいい時間だなと蜃気楼に行くと、スタッフがいらっしゃいませと言うので、村田信二だが亜子をと言う、
と、ハイと返事して席に案内したのです、ママが傍に来たので、始めてだからまずビールをと言うと、ハイ、早速のご来店ありがとう御座いますと言ってビールを注ぐので、乾杯すると、
名詞を出しママをやっています司と言いますと挨拶するので、村田信二ですと名刺をだすと、まあ、カメラマンですかと言うので、売れないカメラマンで、亜子とは昔からの知り合いだ、
よと言うと、彼氏と聞くので、違うよここに入店したから来てくれと頼まれたんだよ、あいつはプロだから彼氏になると、身を滅ぼすよと笑ったのです、亜子が傍に来て信ちゃん来てく、
れたんだと言うので、
ビール飲んだら帰るよと言うと、ボトルは私がサービスするわよと言って、シーバスを頼のみ、一回座ると居酒屋みたいには行かないよと言うので、仕事の報酬を貰ったので、それ位は、
払えるさ、どうでも良いけど亜子に惚れてる金持ちの客は一杯いるだろうと言うと、ブツ、ブツ文句言わないの、色々仕事紹介しているでしょうと言うので、そうだった、今回も亜子が、
世話してくれたんだったと頭をかいたのです、
ママがいいお友達なのねと言うので、亜子がママ先行投資ですよ、その内有名になってシャンパンタワーをやってくれますわと言うと、それは楽しみだね、腕はいいんだと言うと、ええ、
でも偏屈なんですよ、芸能人のヌードとかレースクイーンのプロモーションの仕事は断るんですよと言うので、どうしてと聞くと、不細工な奴をカメラワークで誤魔化して綺麗にとるの、
が厭なんですてと言ったのです、
でもいい女ばかりでしょうとママが言うと、ママ顔はキャンパスなんですよ、いい女は元からいいから化粧しなくてもいいんです、不細工な女程絵がかけるんですよ、だから芸能人は、
スッピンになると、能面みたいの女が多いんですと言うと、まるで私の事みたいと言うので、ママはそんな事ありませんよ、顔の作りはうりざね顔で、彫りが深いから化粧を取っても、
あんまり変らないでしょう、
まあ顔のシワはしかたないですけどと言うと、信ちゃん、その口が災いの元よと言うので、やってもうた、すみませんと言うと、ママがあんまり腹がたたないから不思議と笑ったのです、
水割りで再び乾杯して、今日は何人いてこましたんだよと聞くと、まだ1人だけよと亜子が笑ったのです、それではごゅっくりとママが席をたったので、いなくなると真一がすご~い、
演技力だね女優になれるよと笑うと、
ボスも口からでまかせがうま~い、講談師顔負けですというので、半分本当で半分嘘だよと笑ったのです、須藤さんはと聞くとボスと接触すると疑われるのでと、さつき帰ったわと言う、
ので、その可奈と言うホステスはと聞くと奥から二番目の私がついていたお客のところにいる痩せ型の髪の長い女よと言うので、それとなく見ると、まあ、いい女ではないの、ヤクザが、
好きになりそうなタイプだ、
亜子は怒らせただろうと言うと、どうしてと聞くので、チラチラお客がコッチをみているよ、あの女はそれを見て機嫌の悪い目をしているぞと言うと、すご~い、ここからでも表情が、
読み取れるんだと言うので、動態視力がいいので、不穏な顔とか目をみると分るんだよと言ったのです、明菜ちゃんをとスタッフに言うと、暫くして明菜が席にすわり、亜子が水割りを、
作り乾杯したのです、
顔を見て名前の通り顔形と目元が明菜に似ているねと言うと、そうですか、本名なんですよと言って、フリーカメラマンの村田信二さんですねと言うので、そういう事だよ宜しくと言った、
のです、亜子があかりちゃんは可奈さんの子飼とく聞くと、そうです、いつもアフターに付き合わされています、断ればいいのにとこの前言ったら、気が小さいし、断ると意地悪されると、
ノルマがクリアできないのと言っていましたと言ったのです、
あの子のロッカーのブラシを調べるわ、明菜ちゃん入口で見張っていて、だれか来そうならこの100円玉を投げて、2人が席をはずすと不審がられるので、ボスは電話をしてくると電話を、
借りて誰かと話しているフリをしてと言うので、わかったと返事すると、亜子がスタッフに電話が借りたいそうなので、案内してと言うと、こちらへと言うので立ち上がり、電話の所へ、
行きトンボに電話して、信二だけどと言うと、真一さんでしょうと言うので、
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