青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)38 塚田の店に行くとママが上手く行ったみたいですね、もうじき旦那も帰って来ますと言うので、トイレに行き防弾チョッキをぬいで紙袋にいれたのです、ママが席に案内
青春の群像(第3部)38 塚田の店に行くとママが上手く行ったみたいですね、もうじき旦那も帰って来ますと言うので、トイレに行き防弾チョッキをぬいで紙袋にいれたのです、ママが席に案内
青春の群像(第3部)38
塚田の店に行くとママが上手く行ったみたいですね、もうじき旦那も帰って来ますと言うので、トイレに行き防弾チョッキをぬいで紙袋にいれたのです、ママが席に案内するので席に座り、
これは返しますと紙袋を渡すと、ハイと受け取り奥に持って行き、戻って来て水割りを作ったので乾杯したのです、暫くすると塚田が戻って来て、上手く行ったようですねと言うので、
まるで中野の手助けをしたみたいですねと言うと、まあ、関東連合の武闘派を潰したんですから良しとしていいんではと言うので、そうですねと改めて乾杯したのです、さて後は基準価格、
の漏洩をどう防ぐかですねと言うので、タダ防いだだけでは中野にダメージを与えられませんのでと言うと、落札できなければ相当のダメージですよと塚田が言ったのです、そうですね、
関東連合が壊滅すると、
その配下1200人が巷に野放しになるわけです、そうしない為にには組織は存続させなければなりません、しかし、中野がいなくなって組織が維持できるかどうかですと水割りを飲み干すと、
心配しなくも中野が消えれば次ぎの中野が現れますよと塚田が言ったのです、ところで八坂建設は民間の建設が主体だと聞きましたがと言うと、ええ、どうも政治家からみは苦手でして、
今回の羽田の、
拡張工事では落札した業者から荷役の注文はあると思います、何社かの見積会わせになると思いますがと言うので、関東建設が落札した場合もですかと聞くと、直接はうちには発注しませ、
せんが、その工事の下請けからの発注は来るでしょうと言うので、それで採算は会うのですかと聞くと、大儲けは出来ませんが少しは儲かります、なんせ儲けの7割りは一人占めする会社、
が元受ですからねと笑ったのです、
関東建設が公平な入札で落札するのはいいんですが、不正な手を使うとなれば別ですと言うと、不正であったかどうかは、増収賄があったかどうかですから、入札が終り落札業者が確定し、
なければ検察も動けないでしょうと言うので、そうなんですよ残念ながら事前の予防は出来ないわけです、関東連合の戸村は刑務所送りですので、中野が若頭に就任するでしょう、奴の為、
に戸村を潰したようなもんですと水割りを飲み干したのです、
塚田がこれで中野の自分の子飼を多く登用すれば、戸村の配下は面白くありません、内部の不協和音が高くなれば、叩く機会もありますよと言うので、中野の事だ上手く手名づける人事を、
やるかもしれません、何処をつつくかですねと言うと、カジノや麻薬等を摘発しもトカゲのシッポ切りをするだけで、奴は出てきませんよと言うので、いや、何かを仕掛ければ、知恵比べ、
をしょうとかかって来るはずです、
頭のいい奴は挑戦されれば自分を誇示する為に私に煮え湯を飲まそうとしますよと言うと、それでは、何処から攻めますかと言うので、どうですか、僕と塚田さんに須藤さんでチームを組、
みいい手を考えましょうと言うと、なる程須藤は政治の道に通じていますから色々裏情報が取れますねと言うので、須藤さんは乗りますかねと聞くと、キット乗ると思います、声をかけて、
みますかと嬉しそうです、
ママが私も加えて頂戴、作戦には女はつきものですよと言うので、そうですねお願いしますと言うと、貴方いいでしょうと塚田に聞くと、真一君がいいと言うならわしには異存はないと言、
ったのです、須藤には訳を話しておきますと言うので、それでは準備が出来たら声をかけまいすので宜しくと言って店を出たのです、トンボに顔を出すと山本がおり、総ては認めましたの、
で二三日後には検察送りとなります、
しかし中野は出てきませんでしたねと言うので、利口な奴なので中々引っ掛かりませんよと言って、ビールで乾杯したのです、今回の出来事で中野は組員に真一さんに絶対手を出すなと、
厳命したそうです、島田には真一さんがデカだとは知らせるなと若頭に言ったそうですよと言うので、僕と仲良くさせておいて何か情報を取ろうと言う事ですね、島田も可愛そうな奴で、
すね、簡単に切り捨てられますよと言ったのです、
何か奴の弱みはないもんですかねと言うと、ママが男の弱みは女ですよと酌をするので、そうか、僕も女には弱いからなあと笑うと、山本がそうですね、一つ奴の女を洗ってみましょう、
心を許す女の1人や2人いるでしょうと言ったのです、山本がアパートの真一さんの部屋に電話をつけるそうです、名義は警視庁になっていますので真一さんが通話料金を払う必要はない、
そうですと言ったのです、
局長が宿舎も用意すると言っていましたと言うので、あそこは気にいっているので結構ですと言っておいて下さい、まいったなあ、段々警視庁に取り込まれるよと笑うと、真一さんみたい、
な分析官はそういませんよと山本が言い、後一年で卒業ですね、局長が警視庁に入ってくれないもんだろうかと言ってましたがと言うので、どつかの民間会社に入って捜査に協力すれば、
いいでしょう、
なる匿名捜査官ですね、警察に入ると色々規則がうるさいので違法捜査はできなくなります、身分は民間人ですから自由に動けるでしょうと言うと、身分は警視庁所属でも構わないです、
よ、警視庁から官庁や民間会社に出向している警察官は沢山いますよと言ったのです、まあ学生をず~と続けるわけにもいけませんから、そろそろ考えましょうと酒を飲み干したのです、
電話がついたのでみるとFAX付きの電話です、知り合いに電話をしてアパートの電話番号を教えたのです、久しぶりに美樹に電話して電話がついた事をしらせて、何かあれば電話するよう、
に言うと、分かったと返事して、由美さんとは上手く行っていると聞くので、無理矢理彼氏にされてアパートの鍵を持っていったぞ、美樹が頼んだってと言うと、由美さんなら安心だわ、
と言うので、
彼氏とは上手く行っているのと聞くと、うん、でも真一君みたいには面白くないわと言うので、真面目な人なんだろう、真面目が一番だよと言うと、まあ、ヒヤ、ヒヤしなくて済むから、
安心だけど、あんまり構われるのも窮屈だよと笑ったのです、みんな元気と聞くと、私が真一君と別れたと言たら、お婆ちゃんがいずれその日か来ると思っていたと言って、お友達とし、
て付き合うんでしょう、
たまには家に顔を出すようにと言っていたよと言うので、家で彼氏とバッテングするとまずいだろうと言うと、真一君の事は話してあるわと言うので、元彼が実家に出入りしていると聞、
けば、いい気持ちはしないよと言うと、そうね、いつもいる訳ではないのでたまには顔だして、シエフがガッカリしているわと言ったのです、それではと電話を切ったのです、妙庵に、
電話をすると、
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