青春の群像(第3部)36 これで仕掛けはできたな、明日から風船を見張るだろう、島田とつるんで戸村のシノギ潰しを、やったと思うはずだなと思ったのです、ころがった戸村組の組員はカジノ


青春の群像(第3部)36


これで仕掛けはできたな、明日から風船を見張るだろう、島田とつるんで戸村のシノギ潰しを、やったと思うはずだなと思ったのです、ころがった戸村組の組員はカジノに戻り、新宿の、

スナックで中野組の島田と落ち合い、その後タクシーにのったが巻かれた事を話すと、バカヤローと殴りつけられたのです、カジノを仕切っていた戸村組の山影が戸村の飲んでいる赤坂、

のクラブに行き話をすると、


何中野組みの島田とグルか、くそ~、わしのシノギを潰す気だな覚えていろ、明日から面の割れていない奴を風船に潜りこませて、その男の行方をさがすのだと言ったのです、翌日中野、

を呼び出してよくも俺のカジノを荒らしたなと怒鳴ると、なんの事だと言うと、昨日の経緯を話すと、島田がやった訳ではないだろう、そんな男はわしはしらん、いいがりはいい加減に、

しろと睨みあったのです、


戸村がそいつを捕まえてドロをはかせてやると言うと、やれるもんならやってみろとタンカを切って中野は本部を出て行ったのです、組事務所に戻り島田に昨日の事を聞くと、場外馬券、

売り場で会っただけです、戸村の博打場は教えましたが、まさか、大勝ちするとは思いませんでしたと言うと、戸村組に腹がたっているんで仕掛けたんだろう、まあ、いいぞ、お前が、

やった訳ではないならいいんだ、


そいつに片っ端から戸村のシノギを教えてやれ、身の危険が迫れば、警察に垂れ込むだろう、奴を干上がらせろ、中野組は関係ないので、知らん顔していればいいさと笑ったのです、ヘイ、

せいぜいいたぶってやりますと島田は部屋を出て行ったのです、若頭が組長いいんですかと言うと、いづれは叩きつぶさねばならんのだ、丁度いいではないかほうっておけと言ったのです、


一体何者なんですかねと若頭が聞くと、恐らく警察の回し者だろう、関東連合に内部抗争させて、中から崩そうと言うわけさ、俺達は知らん顔していて、警察に戸村を潰して、もらえばい、

いのさと言ったのてす、しかし戸村が島田を殺すかもしれませんがと言うと、れでもそ知らん顔しているんだ、あいつにはいけにえになって貰おうといったのです、おやじたちは俺が必死、

に堪えていると思うだろう、


それでいいんだと頷いたのです、わかりました、組長が関東連合を仕切る為の犠牲になってもらいやすと言ったのです、間髪をいれず次ぎの日に山本に言って戸村のカジノの手入れをやる、

よう頼んだのです、その夜赤坂署の刑事が踏み込んで組員と客を検挙したのです、怒った戸村が中野に電話をかけて、お前の仕業だなと言うと、知るわけないだろう、お前が勝つた客を襲、

わせるから、


身の危険を感じて垂れ込んだんだろう、人のせいにしないで、そいつを早く捕まえる事だなと電話を切ったのです、戸村はまだ奴の行方は分からんのかと若頭をどなると、風船は張り込ん、

ています、島田とつるんでいるなら必ず現れますよと言うと、中野が頼んだ奴に違いない、何としても口を割らせろ、口さえ割らせれば中野を破門できるぞと言ったのです、真一は店に行、

きいつもの通りに店を盛り上げて、


一段落つくと、チョット出てくるとジャケットに着替えて、塚田の店に行くと女将が塚田の席に案内したので座り、水割りを作るので乾杯したのです、昨日戸村のカジノで大勝ちしたのは、

真一さんでしょう、戸村の組員が新宿に大勢入りこんでいますよと言うので、中野はどうしているのと聞くと、知らん顔していますよ、手入れまで食らったんで、戸村は中野が仕組んだ、

として真一さんを捕まえてドロを吐かせて、


中野を破門するんだといきまいているそうですと言うので、そうか中野はヤッバリうごかないか、したたかな奴だなと言うと、調べた結果ですが、今の運輸大臣と事務次官は馬が合わない、

みたいで、大臣は航空局長を次ぎの事務次官に引き揚げようとしているそうなんです、国会が終ったらそうなるとの噂だそうです、与党の黒崎議員が国会が終ったら内閣改造をやるべきだ、

と動いているみたいで、


おおくの金をばら撒いているそうです、金の出所は中野でしょう、黒崎は今の事務次官に内閣改造で自分が次ぎの運輸大臣になり、そのまま次官にして置いてやるので自分に協力するよう、

に赤坂の料亭に次官を呼んで説得しているそうですと言うので、ヤツパリ次は入札基準価格を事務次官に洩らさせる気だなと言うと、多分そうでしょうと塚田が言つたのです、面が割れて、

いるんでしょうと塚田が言うので、


内ポケットからメガネと口ヒゲを取り出してつけて、夜みるとわからないだろう、服装もジーパンにジャンバーでカジノに入ったから、メガネと口ヒゲをとると分らないさと言うと、なる、

程上手く化けましたねと笑ったのです、女将が紙袋を持ってきて、これがいるでしょうと渡すので、着替えてきますとトイレに行き、防弾チョッキを来て、警防をセットしてトカレフを、

上着のポケットにしまったのです、


席に戻り玉は空砲ですよねと弾倉を引き抜き確認すると、勿論ですよと女将が笑ったのです、相手はハジキは持っていますよ気をつけて下さいと言うので、分っていますよと返事してさて、

どうやって中野を引っ張りだすかですね、奴が内部抗争に参加しないと、話にならないがと言つて、そうか変装して戸村を狙撃すれば、戸村は誰かに中野を狙わせるだろう、そうすれば、

中野とて知らん顔しているわけにはいかんなと言うと、


塚田がそれは無茶ですよ、ハジキをもった奴が4、5人は護衛していますので、とても狙撃できません、もし町中で銃撃戦になれば、一般人がケガをしますとよと言うので、そうですね中野、

が動かない限り、奴の特になるだけと言うわけですか、だが降りかかる火の粉は払わなければなりません、武闘派ヤクザなんてのは世の中の悪でしかありません、正面攻撃と行きますかと、

言い、


多分中野との抗争に対処する為武装している事でしょう、戸村の事務所なら一般人がケガする事はありません、私を殺そうとすれば殺人未遂で逮捕できますと言うと、それは無茶という、

もんです、奴等は警察といえども容赦はしませんと言うので、戸村も警察相手なら無茶はせんでしょう、手を出そうとすれば、殺人未遂、そうでなくても銃刀法違反で検挙できます、奴、

は今何処にいるんですかと聞くと、


事務所で真一君がみつかるのを待っているはずですと言うので、赤坂の組事務所ですねと言うとそうですと言うので、山本刑事達に待機してもらいますと言うと、我々も近くで待機します

と塚田が言っのです、店に戻り今日はこれで店を上がると言うと、わかったわ、でも無茶はしないでねと言うので、大丈夫だよと言うと、店を出てトンボに向かったのです、店に行く途中、

には明らかにヤクザと思われる連中が網をはつています、


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