このテーマ、なかなか難しく、掘り下げればきりがないのですよね。言葉がいくらあっても足りません。結局の所、性とは生の根幹なので永遠のテーマなのだと思います。

　前回、エロ本等をくだらないアダルト関連と切り捨てましたが、否定をするつもりはありません。人には好みがあり、人生には娯楽、嗜好品が必要です。私も聖人ぶるつもりはないので、くだらないアダルトは嫌いじゃないですよ。むしろ興味あります。

　私が懸念しているのは、きちんとした性知識を持たない所に、歪んだり偏ったりしているアダルト関連の知識を正しいものと認識してしまうことなので、基本的にきちんとした性知識の教育をした上なら、あとは本人次第だろうと考えています。

　現代は性の捉え方も多様化しています。恋愛についてもＢLGLTLNL…と様々。もっと掘り下げればSMなど、多岐に渡る性の話は、一筋縄ではいかないですし、本気で討論になるテーマだと思います。

　何をもって正しい性知識と言えるのか、正直、私にも分かりません。これが正解というものはないでしょう。人それぞれに快感は違います。そして人それぞれに思い描く性は違います。

　では、何が言いたいのか。

　保健体育で学んだ基礎知識では、実際のセックスは学べないということです。だから、知らないことを補おうとして、手軽に手に入るアダルト関連を

隠れて手にしてしまうのです。

　ご自分の思春期はどうでしたか？

　誰かにセックスを習った、なんて経験はないですよね。私は無いです。

　では、性交についての具体的な知識は何で学んだかと問えば、官能小説やエロ本エロDVDエロ漫画…と行き着くのではないでしょうか。結局の所、悪循環の歴史の積み重ねなのです。

　エロを商品として提供する情報元は、エロの需要があるからこそ成立しています。

　現在はレディースコミック等もあり、女性目線のアダルト関連も増えましたが、昔は男性目線の作品ばかりが世に溢れていました。

　男性目線になると、多いのは女性を征服する形のものです。最たるものはレ〇プものでしょう。

　嫌よ嫌よも好きのうち。これ、申し訳ないですが、無いです。嫌なものは嫌なんですよ。強引にされて感じる？　とんでもない誤解はやめて欲しいですね。つまり、こういう間違いがアダルト関連では横行しているから、そんな性知識をもたれてしまうと、夫婦生活が破綻するんです。

　再度言いますが、アダルト関連の知識を鵜呑みにすることが、私の懸念していることなのです。

　男性の皆さん。一方的な間違ったセックスしてませんか？

　女性の皆さん。自分の望むセックスについて、ちゃんとパートナーに伝えてますか？

　恥ずべきことと我慢するなかれ。恥ずべきことと、アダルト知識を鵜呑みにしたセックスをすることなかれ、です。たぶん、これが一番言いたいことなのかも。

　反応が怖いけど、私の意見として書いてみました。次はリスク予防の話とか書いてみようかな。

　このテーマ、続けても大丈夫かな？

　ぜひ、いろんな考えをお聞かせください。恥ずかしがらずに。