第143話扉の中
何時間たったのだろうか?
どこに居るのだろうか?
暖かい所でエリカは眼を覚ました。
ぼんやりとして、今の自分がまだ理解できなかった。
人々が笑顔で行き交っている。
エリカ「私死んだのかな?」
周りの人々はエリカの身体をすり抜けていた。
エリカ「私は幽霊なのかな?」
周りをよく見渡すと自分が子供の頃見覚えが有る所?でも少し違う?
少し歩くと電気店のテレビが令和になったテレビニュースが…
エリカ「死んだらこうなるのかな〜生まれた前かな?」
エリカ!エリカ!呼ぶ声が聞こえる。
エリカ「誰!」
呼ぶ方向には何もない。
霧の中みたいなモヤがかかっている一部に光が見えたエリカは恐る恐る光の方に進んだ。
モヤはますます濃くなってきていた。
光は時々消える懐中電灯みたいだった。
すると又エリカと叫ぶ声
光がエリカめがけて近づいて来る。
エリカ人かな、思った。
怖さはない、どんどん近づいて来た。
光は携帯のライトだ。
ああ!
リリカ!だ
エリカ「リリカ!」
リリカ「エリカ!どうして?」
エリカ「リリカ、ココはドコ?」
リリカ「吸い込まれたな!扉に?」
エリカうなずく。
リリカ「せっかくここに来たから二人で探検しよう。」
リリカはエリカを恐がる事をさっし、母親らしく
振る舞った。しかし内心は…
リリカ「入って来れたからすぐ出れるよ。こんなチャンスないから探検!探検!と、」
リリカはエリカの手を握って携帯のライトで霧の中を少し明るい方向に進んだ。
エリカはリリカが手握ってくれた事に嬉しくなっていた。それと同時に落ち着くことができてきた。
霧が晴れ見えてきたのは…
渋谷のスクランブル交差点
リリカ「渋谷だ!ダレも居ない、エリカ、覚えてる?小学校入学前に東急本店に洋服を買いに来た事。」
エリカ「なに?覚えてないよ。」
リリカ「そうよね。あの頃株で儲けはじめていたのに所持金は5万円しか持っていなくて、エリカが5万の服が欲しいて言うからその服を買って、お昼ごはんはマックになった事。」
エリカ「カードとか無かったの?」
リリカ「カードは限界までキャッシングしてた。投資の為。」
エリカ「マックはじめて食べた時かな、今でも大好きだよ。ここに来た時、人がいっぱいいた令和のニュースが流れててその人達は透き通るように見えたよ、時間が変かな時間がズレているのかなそれとこの街が少し違う、あと、渋谷しか無いね。リリカは何か感じる?」
リリカ「そうね、空が変、自分の知ってる事しか出てこない、空気、気温、湿度、自分の好きな快適さ、お腹がすかない、のども乾かない、夢みたいかな?時間が進んで無いような?不思議。」
エリカ「時間が進んで無い、そう、リリカ!時間が進んで無いよ、この世界は時間を感じない、だけでは無く、時間が無い、それと、…。」
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