逃亡 5
そんな脳天気長男が 相変わらず夜な夜な呑み歩いてる時でした
この日もスナックで呑んでいると
酔っ払い客が騒いでいたらしく
店から頼まれもしないのにその客を追い払ってしまい
またしても
「俺のお・か・げ~」
的自慢をしていた所
1人の若い男が長男のテーブルにやって来ました
そして長男に向って
「兄さん もう少し静かに呑んでくれないか」
と注意をしたのです
負けず嫌いの長男…
そんな事言われて黙って頷く程人間が出来てません
長男は 胸の金バッジをチラつかせながら
「誰に向って口聞いてるんだ!」
と 凄みました
しかし男の方も全くひるむ様子もなく
「そんな物 見せびらかすモンじゃねーだろ」
と さらに注意
キレた長男は 男の胸ぐらを掴んで殴りかかろうとした所…
あら…いつの間にか怖そうなお兄さん達が長男を取り囲み さらに押さえこみました
そして怖そうなお兄さん達に押さえられている長男に注意した男が名刺を差し出しました
長男は名刺を見ると…同じ組の人でした
それも…
「ん?聞いた事のある名字?」
いくら長男でも 同じ組の者とは争いごとをする訳もいかず
相手は人数が多いのでやった所で もちろんかなう訳ないですし…
一応 手は引っ込めました
ただ イキガリの長男も自分の名刺を出し
「今日はシロウトさんの店って事もあるから帰るが…何か文句があるならいつでも此所に来い」
と捨て台詞を吐き店を出ました
長男ビビったな
ってか…完璧に負けてるのに…
「今日はこの辺にしといたろ!」
って……あんたは吉本か…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます