次男 更正2

次男は父に相談をし

極道から足を洗いたいと話しました


父は

既に破門をされてる身なのでお前の勝手だが組長にはちゃんと詫びを入れケジメをつけて来る様に命じました


言われた通り次男は組長のもとへ…

この組長というのは

前にも書きましたが地元の各一家の組長の更に上の

いわゆる総オヤビンです

あっ…

総親分です


組長は一通り次男の話しを聞くと

神棚から盃を取り

盃に酒を入れると次男に差し出しました


別れの盃でした


そして二度と組に足を入れない様に念を押され詫び状を一筆書かせ

めでたく手打ちとなりました


足を洗うのって結構簡単なんだね…と 思われるかも知れませんが…

極道の世界は上下関係がもっとも厳しい世界です


…が…


当時の極道は組の幹部…それも組長クラスになると

きちんと筋さえ通していれば とても話しのわかる良い人が多いのです

普通の優しそうなおじいちゃん?

って見たいな人も居ますしね


極道と言うと悪いイメージがありますけど覚醒剤をやったり意味もなく暴れたりメチャクチャな事をするのは

ほとんどが長男のような

「チンピラ」

です


ただ…舐めてかかったり 筋の通らない事をすると

マジで殺られちゃいますけどね


まぁ 次男は 父の存在もあったので多少は贔屓にしてくれたのもあったとは思います


そして…晴れて次男は極道の道から足を洗う事が出来ました

次男と一緒に舎弟も辞めました

舎弟は次男付きの舎弟なので誰に挨拶する事もありませんでした


次男も…今…思い起こすと…

いろいろありました


幼い頃から父の暴力に怯えて暮らし

極道の道に足を踏み入れ

覚醒剤を打ち…幻覚まで見て…

外でキレまくる毎日


でも…私達には優しかった次男


そして 極道になりきる事が出来なかった次男

イヤ…ならないでくれた次男…かなぁ



でもね


覚醒剤はやっぱり怖いです

人を変えてしまう…

そして本当に人間をボロボロにしてしまいます


一度でも手を出してしまうと一生後悔する事にもなりかねますよ


打っている時は気が大きくなってますけど

そのツケが何年もたって現れる事もあるのです



ん?何か意味深な書き方?


それは…後で話すね



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