「昨今のラノベでは主人公がチートで辟易していた」という既存レビューの言葉が、この作品の核心を言い表しています。ヨーロッパとオセアニアをすでに滅ぼした【十二使徒】——六人の【王】と六人の【姫】という構成からして、主人公側の絶望感が最初から担保されています。
「呪われた子」と蔑まれた少年と一人の天才が、圧倒的格差の中でどう立ち向かうか。「どう足掻いても勝てない相手」「ぼろ雑巾が三つ」というシビアな話タイトルが、この作品が安易な無双を描くつもりがないことを示しています。
「サモン!」に続く@nanashinanaさんの第二作、全23話・完結済みです。