午前1時、憂鬱と月の下で。
るう子
漂流
淡々と進む時間の流れは、止めどなく心を荒ませる。思い描いた今と、気付いたら立っていた今。しっかりと対照的に真逆でちゃんちゃら可笑しい。
思い返せば高校受験、私は運の良さだけで、模試で周りより少しばかりいい点数を取っては、『これなら志望校合格間違いなし!A!』なんて結果も出て周りからもちやほやされ、”勉強なんてしないでも頭が良いから点数なんて取れる”と思い上がったが仇となり、志望校は落ち、特に行きたい訳でもなかったA高校に流れに流され進学。それはまるで自分は長い眠りについていたのかと言うほどあっという間だった。
目覚めれば今、手元の紙は現容赦なく現実という鋭い刃物を首に向けて来る。
40人中28位
こんなつもりじゃなかった。自分はクラスの上にいるとばかりに思ってたから。それだけが取り柄だったから。紙を投げ棄て、ベッドに沈む。嗚呼、こうして今日も何もせず時は過ぎて行くんだね。Twitterを開き、中学時代の元彼の今カノのツイートと元彼の友達のツイートから元彼を見るのも、今では何の抵抗も無い。勿論、自分が如何に気味の悪い事をしてるか、そんなのわかってる。でも嫌いにはなれない自分がいて、忘れられない自分がいて、どこかで繋がっていたい自分がいた。そうしていつも依存ばかりする。思い出せば胸が痛む。別れを切り出したのは私の方なのに。
依存とはなんとも虚しく、そして中毒性があるものだ。一度始めたエゴサーチと言う名のネットストーキングは、日々の生活にしっかりと習慣化されてしまうのだから。画面越しの彼、私に見られてるなんて思ってもないだろう。いや、逆に彼がこの事を知っていたら、彼も私と同類の人間に属する事になる(それもそれで悪くは無いが)。気がつけば午前3時。疲労と心地よい夜風が、私の眠気を誘った。
午前1時、憂鬱と月の下で。 るう子 @Ru_ko_dayo
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