とある王女の日常。
01 おっぱいが見たい。
神暦1513年4月1日
ベットの近くにある大きなガラス窓を開けて、寝室の中に吹き込んできた少し肌寒く感じる春風を全身で受け止める。
長い夜の
私の身の回りの世話をしてくれている側仕えが起こしに来てくれる時間よりも、目を覚ましてしまったのが一時間以上も早かったのだ。寝室の隣にある殺風景な待機部屋で座り心地の良くない椅子に腰掛けながら、私の起床時間をひたすら待ち続けてくれている側仕えのアレクシアに心の中で謝りたくなる。でも、私はこのまま流れ続ける心地良い春風をずっと感じ続けていたい。
一陣の風を受けて、私の金色の髪が靡く。
室内で響いた小さな物音に気が付いたのだろう。トントンと遠慮がちに寝室の扉をノックされてしまった。寝室の中に入ってきたのは、栗色の長い髪を後頭部のところでお団子状に編んでいるアレクシア。私の唯一無二の心許せる友であり、幼少の頃から同じ時間を過ごしてきた大切な乳兄弟でもある。
「おはよう、アレクシア。子供みたいに興奮してしまって、早起きしてしまったの」
「おはようございます、フランツィスカ様。お目覚めになられていたのですね」
「うん、今日は待ちに待った観兵式の開催日だもの」
「まずは落ち着かれてくださいね。御髪が凄いことになっていますよ」
開けっ放しになっているガラス窓をアレクシアに閉め戻され、寝室とは違う部屋にある備え付けられた鏡台の前まで移動を促された。大きな鏡台の前に置かれている椅子に座らされた私は、鏡越しにいるアレクシアへ向けて、むぅ~っと頬を膨らませて抗議する。
私の興奮具合が分かったのか、アレクシアの顔には不出来な妹の成長を見守る姉のような穏やかで慈愛の満ちた微笑みがあった。
ボサボサに跳ねてしまっている寝癖が激しい私の髪を整えるため、冷たい水瓶の中に浸した手で髪の毛の根本を濡らしてくれるアレクシア。髪の毛がしっとりしてきたら優しく櫛を入れて、ゆっくり梳かしてくれる。
「そのような御髪では、湯浴みに行くこともできませんから」
「自分の部屋にお風呂がないのは不便だよ。今度、勝手に作っちゃおうかな?」
傅かれる立場に慣れることはできないけど、そのことについては仕事のうちだと思って我慢するしかない。それが私達、リーフェンシュタール王国の生き残っている数少ない王族に課せられた義務の一つなのだから。
『平民の幸福を少しでも多く実現させる為に生き長らえ、平民が抱いている希望を捨てさせぬ為に日々努力し、平民の為に与えられた幸福を自ら捨て去り、国家存亡の危機ならば自分の命を犠牲にすることも厭わない』
これは幼少の頃から言い聞かされた言葉だ。
国益の為に個人の私欲や好悪などの感情を捨て去って、無辜の平民を守護する国家の奴隷になる。リーフェンシュタール王国の王族として、この世界に生まれ出でた瞬間から我儘を言える立場ではないのだ。そんなことをしてしまえば、民衆の人心を惑わすことだけは異常に長けている馬鹿な貴族や、科学技術の発達を必死に妨害しようとしている阿呆な宗教家の餌食になるだけ。
最大多数の最大幸福を実現させようとしている私には、残されている時間が圧倒的に足りなさすぎる。お風呂の有無でアヒルのように唇を尖らせていた私は、矢継ぎ早に水面下で進めさせている計画の進捗状況をアレクシアに質問した。
「今日の観兵式は予定通りに行われると思うけど、実験農場で栽培させているジャガイモと人参の発育状況は大丈夫そう?改良されている品種とはいえ、ジャガイモと東洋系の人参を育てるのは今回が初めてでしょう?」
コロンブス交換が成立してしないこの世界で、発見されてもいない未知の野菜を栽培することは苦難に満ちている。今までリーフェンシュタール王国に存在していなかったジャガイモ(西洋系人参は小アジアで発見されている)は、多方面に影響力を持っている貴族達や時代錯誤の厳格な戒律を守り続けている教会関係者から干渉されて、栽培することも、増産することもできなくなるかもしれない。
信心深い貴族と教会は天空に近い食べ物こそ、神々が与えてくれた至上のものだと主張しているのだ。果樹園で実っている林檎や葡萄は神々から与えられた神聖な食べ物、耕作地の土の中で埋まっているカブやビーツなどの根菜類は家畜や奴隷が食べる卑俗な食べ物。
三年から六年の間隔で、天候不順の大規模な飢饉が国内で起きているというのに暢気なものだと思う。そういう無責任な寝言は、自分達が安穏と生きていられる(飢え死にする心配がない)から言えるのだ。
「ジャガイモと人参の栽培のほうは順調のようですが、田畑に被害を与える連作障害の理解が追いついていないようです」
「担当している文官から説明を受けているのでしょう?」
「フランツィスカ様に幼少の頃から日本語を教えてもらっている私でも、理解が及ばないところがありますから。言語体系が難解な日本語で書かれている農業技術書を読めるように速成教育されただけの文官には、目に見えない原因で起きるかもしれない病原菌の被害説明は荷が重いかと思われます」
誰も立ち寄らない、放棄された辺境の砦にある実験農場は足踏み状態。
連作障害の原因である病原菌や有害線虫、地面の中にある栄養素の関係性。目に見えないものを信じられないのは理解できるけど、冬が長いリーフェンシュタール王国には、保存しやすくて栄養価も高いジャガイモが絶対に必要だ。農耕に適さない痩せた土地でジャガイモを生産することが可能になれば、少なくても平民の半数に豆とジャガイモ入りのスープを食べさせられる。
「うぅ~……、それはそれで問題あるよね?連作障害になる原理が分からないなら、効率的な三圃式農業や輪栽式農業の概念そのものを理解できないと思う」
「そうですね。教育を受けていない無学な平民には、日々を生きるだけで精一杯な方も多いですから」
「平民でも食べられる安価な食肉の畜産には、まだまだ時間がかかりそう」
輪栽式農業で豆と牧草の増産ができれば、家畜に与える餌の費用も安く済んで、栄養状態があまり良くない平民でも気軽に食肉を食べられるようになる。大麦や干し草を大量に消費する牛肉は、平民には手が出せない高価なもので、平民が食べられる食肉の大半が雑食性で飼育しやすい豚肉だ。それでも餌が少なくなってしまう冬を迎える前に、魔物が生息している危険な魔境に分け入って、命懸けで落ちている団栗を拾い集める必要がある。
「ネズミの駆除と公衆浴場の建設のほうは順調そう?」
「教会勢力が弱い農村地域で普及が始まっています」
問題は山積みである。
これまで入浴するという習慣を持たなかった平民に、公衆衛生の大切さを教えることはできなかった。「井戸の水や川の水には毒が含まれている」という迷信が、頑なに信じられているからだ。だから、口に含まなくて済む(うがいだけでも変人扱いされる)公衆浴場の建設を優先させている。
ペストはネズミ(特にクマネズミ)によく流行する病気で、ペスト菌に感染しているネズミの血液を吸った中間寄主であるノミが人間にも吸血して感染させる。ペスト防止の第一段階はネズミの駆除、第二段階は体に付着しているノミをお風呂で溺れさせることぐらいしか今はできない。このまま平民でも入れる公衆浴場を拡大できたなら、発疹チフスの流行にも効果があるかもしれない。
まだまだ公衆衛生とは言えない規模の公衆浴場は、加工しやすい銅パイプとドラム缶(のような形をした銅製の筒)を利用した簡素な入浴施設で、公衆浴場に入ることを罰則付きで強制しておけば、農村部のペストの拡大は最小限に抑えられる可能性が高い。人糞(家畜の糞も含む)の醗酵熱を利用して、地下に埋めた銅パイプとドラム缶に循環させている水を温めるだけの簡単な仕組みなんだけど……。
それでも阿呆な教会からの反発がすごい。
汚物を利用したお風呂に入るなんて、女神様に対する侮辱とか何とかで。菌などで汚染されている水を極力使わない不衛生(苦行として)であることを清らかな美徳としている教会からは、国内のペスト拡大を許しているのにネチネチと文句だけは言われている。
平民向けの公衆浴場を農村で建設したら、棄教もしていないのに、洗礼名であるパウラの名前を教会から一方的に剥奪されそうになるし、逼迫気味の国庫を最小限のリスクで増やせる魅力的な提案(国境を接していない他国で、経済破綻間違いなしのネズミ講をするつもりだった)をしてみたら、邪魔してくる貴族から暗殺者まで送り込まれる始末。
楽しみにしていた閲兵式で浮かれている気分が、しゅわしゅわと空気の抜け始めた風船のように萎んでいく。極少数の理解者を除いて、この世界の住民は考え方が凝り固まっている無知蒙昧な馬鹿ばかり。今世の母親であるリーフェンシュタール王国の女王陛下に守られていなければ、私はとっくの昔にあの世行きだっただろう。
髪を梳かし終わったアレクシアに、私はどうしても甘えたかった。
「シア姉、後ろからぎゅっとして。ぎゅっとしてくれないと、私……グレてやる」
「……もう。さっきまで、元気いっぱいだったのに。フランは何も悪くないよ。よしよし、いい子いい子。私は泣き虫なのに、頑張り屋さんのフランのことを嫌いになんかならないからね」
私は後ろから優しく抱き締めてくれているアレクシアの体温を感じながら、ゆっくりと目を閉じる。自分の子供っぽい言動が急に恥ずかしくなってくる。前世と今世を合計して四十歳をこえる年齢なのに、未だ幼い肉体に精神が引きずられている。
この世界に転生した直後は、本当に気が狂いそうだったのだ。
高架橋の下を通る渋滞した道路――私はそこで、落下してきた大きな鋼鉄製の橋桁に乗っていた乗用車ごと全身を押し潰されて、ぷちっと死んだ。小さな羽虫が人間の手のひらの中で叩き潰されるように呆気なく死んだ。
……前世の最後を思い出しただけで、欝になりそうだ。
それに自分が三十路の童貞魔法使いのままで、TS転生したという残念すぎる現実を直視しすぎると死にたくなってくる。今世では、同じ性別だったこともある男性に抱かれる可能性さえあるのだ。
そんな最悪の状況を想像しただけで、悲嘆に暮れながら発狂を繰り返しそうになる。
「シア姉……。もうちょっと、強めに抱き締めて」
金髪碧眼の可愛らしい女の子に転生してしまった影響なのか、私は不思議なことに性欲そのものを大きく減退させていた。体験したこともない性交の興味を失って、私の求めるものは心休まる相手が与えてくれる温もりだけになっていた。
周囲の人間に当り散らしたいぐらいの不愉快なことがあったとしても、自分が大切に思っている相手の鼓動を聞くだけで落ち着ける。
「少しは元気になった?」
「補充中」
今は後頭部と両肩から感じる、アレクシアの大きなおっぱいの感触を楽しもう。
強く押し付けられているアレクシアの巨乳の感触を楽しみながら、どす黒い邪まな欲望の中にどっぷり浸って……げふんげふん、何か違った。無償の愛情から何度も与えられている心地良い桃色のスキンシップがなければ、暗殺未遂ばっかりの性転換王女殿下という現実逃避から復帰できそうにない。
◇◇◇
私達が住んでいる王城の内部構造を端的に言えば、使用されていない封鎖された部屋が多すぎる。忍び込んだ侵入者を錯覚させる為に城内の廊下が入り組んでいる。護衛騎士などの守備兵力の人数を誤魔化す為に、わざと城内を薄暗くされているに要約することができる。
他国からの侵攻や鎮圧できない大規模な内乱が起きるたびに、城内の内部変更と計画があったのかさえ疑わしく思えてくる増築が幾度となく行われた結果、初期の基本設計を完全に逸脱している奇怪な内部構造を持つようになった。
「相変わらず、この城の廊下は迷路みたいですね……」
外向きの言葉遣いで、暗い廊下を先導してくれているアレクシアへ話しかける。
人目につかない完全なプライベートの空間である私の部屋以外で、丁寧なお姫様言葉を崩すこともできない。だって、大きな声で愚痴りたい私の周囲には、二十名以上いる護衛の女性騎士と侍女達が目を光らせているから。
その護衛騎士と侍女の中には、私を廃嫡させようと躍起になっている敵対勢力の共和派貴族に組みしている者もいる。私にできることは、信じられる王党派貴族の護衛騎士が護衛しやすいように私の直近へ添えるぐらいだ。
そして、そんな私の一番近い距離にいるのは側仕え(側近)のアレクシアだ。
アレクシアは王党派最右翼と言われているベイツ伯爵家の三女で、父親のベイツ伯爵もガチガチな王党派貴族の重鎮(それも共和派貴族の暗殺も辞さない武闘派筆頭)で、反王家の立場を取っている共和派貴族達を殺処分することが難しい小便(宗教)臭い駄犬の群れだと公言するほど、王家に対して忠義が厚い一族の一員である。
まぁ……忠義が厚すぎるベイツ伯爵家に見捨てられるようなリーフェンシュタール王国の王族は、王族の資質を疑われるレベルの馬鹿なんですけどね。大抵の場合は問題が表面化する前にベイツ伯爵家を含む保守系王党派閥の貴族当主達から毒杯を与えられ、その場で飲み干すように強制されて……ごにょごにょ。
私には、四人の叔父上がいたことになっている。
名前も知らない叔父達の死因は、刺殺が二人、毒殺一人、絞殺一人で、病死などの自然死した人は誰一人いないけど、何故か漏れなく病死扱いになっている。全ての死因が原因不明の病を患ったことによる病死として内々で処理され、病気で死亡した事実のみが平民に公表されている。現在残されているリーフェンシュタール王家の血脈は私とお母様だけで、私達以外の王族は十四年ぐらい前に起きた暗殺の影響で一人も生き残っていないらしい。
「元は篭城用の軍事施設ですから」
私に微笑みながら、返事をしてくれるアレクシアに後から抱き着きたい。
うん、今すぐ抱き着くのは我慢しよう。
これから、お風呂場で女の子同士の裸のスキンシップがあるのだから!寝ずの番をしていたアレクシアの勤務は、お風呂の仕事を最後に終わりになってしまう。湯船に浮かぶ母性の象徴をニヤニヤしながら眺めるのが今から楽しみだ。
それにしても……廊下が長すぎる。今の時間は、人生の浪費に違いない。
「……湯浴みをするのも一苦労です」
複雑な構造の城内を移動しているだけで、長時間拘束されてしまう。
五階の奥まった場所にある私の部屋から、お風呂場(浴場)がある一階まで移動するだけで四十分。一階にあるお風呂場から、三階にある朝食を取るためのダイニングルームまで移動するのが三十分。入り込んだ薄暗い廊下を女性騎士の集団に護衛されながら移動して、階段を上がったり下がったりしているだけで疲れてくる。
これって、四六時中、監視されている囚人みたいな環境だよね。
「はぁ…………」
泣きそうになるのを我慢して、小さな溜息だけに留める。
「いかがなさいましたか?」
「いえ、何でもありません」
命を狙われている、お姫様家業も楽じゃない。
王都にいる被服関係の職人に分け隔てなく仕事を行き渡らせるという立派すぎる建前のせいで、一日に六回も着替えをする必要があるのだ。着替える回数なんて、寝心地が良い寝間着とゆったりとした普段着の二回でいいのに。集めた税金を国民に還元しないと国内の経済が回らなくなるから、着替えの多さは諦めるしかない。
胸が苦しくないだけ、マシなほうか。
暗殺未遂で腰のコルセットを絞められすぎて、肋骨を何本か圧し折られてから、窮屈なコルセットの着用は免除されている。以前は寄せて上げる胸(贅肉)もないのに、子供用コルセットの着用を義務付けられていたのだ。厚みがある胸パットを何枚も重ねざる得ない、私のぺったんこ体型に誰か謝れ。強調できる胸部装甲がなければ、くびれた腰なんて何の意味もないのに。
お母様のスタイルは見惚れるぐらい良いのに、私の胸部装甲はどうして遺伝しなかったのか謎である。金髪と碧眼の遺伝子は素直に受け継いでいるのに。
まあ、そのお母様も、私が転生者だと気づかなかった頃は就寝前のダイエットをしてたしなぁ……鬼の形相を浮かべながら。軽いトラウマになりながら、体型維持は日々の努力の積み重ねで成り立つものだと理解しましたよ。
お風呂が遠い……早くアレクシアのおっぱいが見たい。
「あうちっ」
心ここに有らずの状態で、脳内が桃色の欲望で満たされていた私は、目的地に到着して歩みを止めた護衛騎士の動きについていけなかったようだ。自分よりも体の成長が早い護衛騎士の背中に鼻を直撃させてしまった。
……地味に痛い。
護衛騎士が立ち止まっていることに気づかないで、纏っている軽量プレートアーマーの背面に自分の鼻先を衝突させるって馬鹿すぎる。私の鼻から鼻血がたらりと流れていないことを祈ろう。誰かに見られている状況で私が鼻血を出してしまったら、背中に衝突してしまった護衛騎士の責任問題になってしまう。
「もっ、申し訳ありま――」
「浴場に着いたようですね。私はいつものように、側仕えのアクレシアと一緒に入ります。護衛の騎士達は控え室の入り口付近で警戒を、侍女達も脱衣室で手順通りの仕事をしてください」
顔を青褪めさせて、謝罪を言いかけた護衛騎士には悪いと思うけど、「何もなかった」ことを謝られても対応に困る。ぼんやりしていたのは私の過失なのだから、護衛の役目を果たしてくれている彼女には何の罪もない。
私は側仕えのアレクシアに視線を送る。
無駄な時間をこれ以上費やすのは、これからの予定に差し障る。
「貴女達は、フランツィスカ様の御言葉を理解できないのですか?」
私専属の側仕えであるアレクシアは、騎士の真似事しかできない貴族子女や侍女の真似事しかできない貴族子女とは能力が違うのだよ。
アレクシア……確かに視線を送ったのは私だけど、その底冷えする視線と声色で周囲の女の子達を威圧しながら注意するのはやめて欲しい。
私の背筋もゾクゾクしちゃうから。
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