主人公ハナエのやりきれないもどかしさ、直に伝わってきます。切なく残る後味に魅せられました。皆様にも一度、是非読んで欲しい物語です。
趣味。のんびり。書きたいままに。 プロ作家を目指してるわけではありません。 叱咤激励、感想等何でもお待ちしてます。 ていうか読んだら是非☆でも♡でもレビューで…
桜が嫌いというのは本心なのか、あるいは一層好ましいからこそ嫌いと語らせたのか。かつての鋭さ瑞々しさを失った男と、実直に今を生きる女。根を張った想いを断ち切るのは、ひどく痛ましい。桜への思いと彼…続きを読む
あんなに尖っていたのに……何か壁にぶつかるたび小さな挫折を繰り返すたびなんだかこうなっていたかもしれないパラレルワールドの自分を見せられたかのようないたたまれない気持ちハナエはどこまで…続きを読む
3話構成だったので一日1話ずつ読もうかと思ったのですが、一度読み始めたら、一気に引き込まれました。甘く苦く現実的に、ひとりの人間を愛し続けることの難しさを描いた、深く考えさせられる物語です。
桜といえば、その美しさと散り際の潔さ……で、あるはずなのに、足元に踏みにじられる花弁に目をやってしまう主人公の視点が、とにかく良い。恋愛の「終わり」を桜の花弁が枝から離れるところではなく、路上に落…続きを読む
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