第62章 神魔戦争

ゴロゴロゴロゴロ

雷がいつも鳴り響くこの世界。確かにこの世界も普通の人間達が集う世界である。そんな世界にたつあるお城の地下牢の中に、真池琉達一同は落っこちた。

ガラガラガシャーン!

「いったーい!」

「姉ちゃんってこんな姿だったの!?」

真池琉はマチル(妖精時)になっていた。そして、悪美は熊人形になっていた。

 マチルはあるリモコンで人間時と妖精時を変化できるはずなのだが、リモコンが反応しない。悪美いわく魔法である。そういえば、使女の姿がない。(一応着いてきていた。)すると、なんとそこには、つばめの姿をした使女がいた。しかし、正一はどこを探してもいなかった。悪美が泣き出しそうになると、白が

「そのうちみつかるよ。」と、慰めた。悪美は驚いて

「今、白くん喋った!?」と、聞いた。

すると、白は

「多分呪いが小さくなったんだと思う。」呪いが小さくなったと言っても姿は鳥の姿のままなので人語が話せるだけである。

「助けてもらったお礼に絶対悪美ちゃんを元の姿に戻すよ!」

そう、白は言い放った。それを聞いた、悪美は鳥の姿の白にも惚れた。そして、

「あ・り・が・と・う♥」

と、ドキドキしながら言った。それを見て、白も悪美に惚れた。

そんな会話をしている間、まわりには捕まった平民が沢山いた。そんな残酷な姿を見て、悪美はこういった。

「これは神魔時代ね。」


神魔時代とは、天界の神の勢力と地界の魔の勢力が大地に降りたって戦争をした時代。勿論、普通に過ごしていた平民も巻き込まれるはめになった。 魔族の方は、平民を奴隷にし、雑用に使った。そんな、平民に勇気を与えたのはマスク仮面の男だという。それから、いつしか神と魔は大地を離れた。


マチルは

「マスク仮面の男の正体は?」

と、悪美に問いかけたが

「未だにわからない。」

と、悪美に論破された。そのとき、白は二人を元気づけるため

「そのマスク仮面の男がいない間、僕が絶対に守り通すからね!」と、言った。

その言葉に二人は惚れた。そんなとき、外から

「戦争だ!!」

と、声があがった。その瞬間、大砲の音が鳴り響いた。ついに、始まったのだ。神魔戦争が。

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