第28章 悪美の母は

悪美は考え事をしていた。その考え事とは、自分の母が誰かということである。そんなとき、真池琉がやってきて

「天界に遊びに行ってくる!」と、悪美に伝えた。それを聞いた悪美は

「行きたい!」と、真池琉にお願いをした。でも、真池琉は

「貴方は地界の人でしょう。」と、悩んでいた。悪美はひたすらお願いした。そして、ようやく真池琉からの許可を得た。悪美はものすごく喜んだ。それから、二人は天界へと向かった。



天界。

「お母さ~ん!」

「真池琉~!」

お母さんを真池琉は見つけた。

※真池琉のお母さんは女王と同一人物です。

真池琉は新しい友達として悪美を紹介した。そしたら、お母さんは

「あら。悪美じゃない!こんなに大きく・・・」と言い出した。真池琉は今であったばっかしなのに何でそんな反応をしているのか謎になった。そしたらお母さんはとんでもない事実を話し出した。その事実とは、この二人が姉妹ということであった。二人はむちゃくちゃ驚いた。そして、何故二人は敵同士になったのか。という疑問がわいた。その疑問をお母さんに伝えると、昔のことを説明してくれた。


昔。魔族の人と神族の私が何故か仲良くなって結婚してしまったの。そして、あなた達が生まれた。それから、色々あって、夫婦喧嘩もして、いつの日か離ればなれになったの。


お母さんの昔話は終わり、真池琉に

「せっかくだからお父さんに会ってきなさい!」と、案を出した。真池琉はうん♪と返事をした。それから、お母さんは二人が双子で、真池琉が姉、悪美が妹だということを話した。悪美はそれを聞いて

「姉ちゃん酷い!私をすぐに熊人形にして!」と言った。真池琉は

「ゴメーン」と、雑に謝った。悪美は「オイ!」と言った。そんな姿を見ていたお母さんはなんか、嬉しい気持ちになったのだった。

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