第27章 悪美 熊生活

悪魔人間の女の子。それが悪美だ。悪美は普通の女の子になりたかった。怒ると悪魔になってしまう恐ろしい力を持っていることがとても嫌だった。どうすればいいのかわからなかった。悪美は自分に怒りを感じた。角が出てきてしまう。そんな葛藤を真池琉に見られてしまった。真池琉はすぐさま魔法を悪美に向かってかけた。悪美はすぐに熊人形へと変身した。それから真池琉はこういった

「罰として一週間このままね。」それを聞いた悪美はショックをうけた。この日から悪美の熊人形生活が始まる。まず、境が悪美を手に取って持ち帰った。境の手は暖かった。堺はサッカーの試合が次の日に迫っていた。それを知った悪美は堺にむかって

「サッカーの応援にいこうか?」と言った。堺は誰がそれを言ったのかわからなく探していた。悪美は悪戯本意で

「境くん。私を元の姿に戻して♥」と言ってみた。堺は口をポカーンと開けて

「熊人形がしゃべった。」と驚いていた。悪美の話はヒートアップし

「私。魔力でこんな姿になっているの・・・」と言ってみた。堺は悪美だということに気づいた。堺は少し混乱している様子だった。悪美はそれから自分の家に帰っていった。


一週間後、悪美の元に真池琉がやってきて反省したかたずねてきた。悪美はこの一週間で様々のことを学んだ。もちろん反省もしていた。悪美は無事、元の姿に戻してもらった。次やったら一生熊人形という条件をつけて。


後日。堺に熊人形の悪美に方が可愛いとほめられたのであった。

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