求めた愛の果てに・前編への応援コメント
戦争へ行く前にやられるとは……。
あっけない幕切れすぎる…!
作者からの返信
中国攻めに向かう前に本能寺で討たれた信長もあっけなかったですからねぇ。
どんな偉人でも、生き死には夢幻のごとしなのです……(>_<)
最後の女への応援コメント
アンリがだんだん嫌いになって来た……人の女を奪うなよ! 何なんだお前!!
まあ成功するんでしょうけど……権力に屈して恋人を差し出し続ける臣下たちを何人も見て来ましたが、本当に可哀想すぎて……(ノ_<)
作者からの返信
>アンリがだんだん嫌いになって来た……人の女を奪うなよ! 何なんだお前!!
今までのコメントから、織田さんはアンリを嫌うような気が何となくしていました(笑)
まあ、現代人の感覚からしたら、許されざる行為でしょうねぇ。
執筆するにあたり、アンリの女癖の悪さに嫌悪感を抱く人が物語に入りこめないといけないので、もう一人の主人公シュリーは、アンリとは逆に一途すぎる愛を貫く人物として描きました。そうすることで、読者が、アンリとシュリーというタイプの違う主人公のどちらかに感情移入できるようにしたつもりです(両方好き、両方嫌いという場合もあるかもですが(^_^;))
でも、どちらもあまり美化せず、欲望をさらけだして描きました。昔のように戦乱や疫病でいつ死ぬか分からないような時代の人間は、もっと自分の欲望に素直だったろうなぁと思うからです。アンリが恋愛に関しては横暴なのも、シュリーがアンリやカトリーンのためならどんな罪でも犯すのも、パリ市民たちがすぐに凶暴化するのも、彼らがいつ訪れるか分からない死と戦っていて、物凄くハイテンションだったからなのだと思います。だから、現在の我々から見たら「ありえない!」と思う行動を彼らは取るのでしょう。
そして、欲望に忠実に生きたがゆえに破滅する運命もあったろうし、そうやってして歴史は紡がれてきたのだと思います。私は、綺麗な部分だけでなく人間のどうしようもない負の部分を描いてこその歴史小説家だと思っているので、読者に嫌われる可能性を承知したままアンリの数々のスキャンダルを書いてきました。
歴史物語は、読者が歴史人物たちの成功や失敗から教訓を得て人生の糧としてもらえたらいいなぁと考えています。だから、織田さんがアンリの生涯を通して感じたものこそが、織田さんの「答え」なのだと思います。その「答え」は読者の心の数だけあるでしょう。
そして、アンリは欲望に忠実に生きた結果、今まさに「破滅」の階段に足を踏み入れているところです。
筆者として、アンリのことを「愛してくれ」とは言えませんが、彼の終焉を見届けて、織田さんなりの「アンリ四世とは何だったのか」という答えを見つけてもらえたら嬉しいです。そして、シュリーのことも……。
編集済
仲裁役シュリーへの応援コメント
肥満の人は苦手ですね〜……健康管理という意味で。痩せすぎも駄目ですし。
贅肉=裕福の象徴、だった頃は確かに肥満がモテる時代ってあったようですけど、度を過ぎると体重という名の破壊兵器に成り下がりますからね……。
それにしても舞踏会でまた出会いですか。国王だから女の方も断れないんでしょうけど……仮にアンリが一般人だったら絶対モテないですよね(笑)。
作者からの返信
>肥満の人は苦手ですね〜
マリー「王妃である私を侮辱する気!? この東洋の無礼者め! 捕縛して拷問にかけてあげるわ!」
アンリ「未来人を捕縛できるわけがないだろう。少しは落ち着け。ちょっと言われたぐらいで興奮するな」
>仮にアンリが一般人だったら絶対モテないですよね(笑)。
アンリ「ニンニク臭のことを言っているのか!? おのれ! 捕縛してニンニクを全身にぬってやる!!」
シュリー「未来人を捕縛できるわけがないでしょう。落ち着いてください。あと、体臭だけが問題ではないと思いますが?」
編集済
求めた愛の果てに・後編への応援コメント
完結お疲れ様でした~。
フランスの宗教改革時代、目一杯楽しませてもらいました。
シュリーって長生きだったんですね。1641年没ということは、三十年戦争の後期辺りでしょうか。『三銃士』ネタもちょくちょく出てきて、にやにやしちゃいました。リシュリューやダルタニャンのお話もすっごく面白そうですけど、有名な題材だけに資料の量が物凄そう……(笑)。
ただシュリーには、最後にひとつだけ言わせて頂きたい。
「愛の果てに何も手に入れられなかったのかもしれない」って言ってるけど、これ読む限りはラシェルと一緒に自分の家庭を築いてるじゃないですか!? 私もラシェルみたいな子を奥さんにしたい人生だった!(妄言)
作者からの返信
最後までお付き合いくだり、誠にありがとうございます!m(__)m
この時代は、「もうちょっとメジャーになってくれたらなぁ。そうしたら、関連本が日本でもたくさん出版されるのに……」という思いを込めつつ、執筆をしていました(笑)
>1641年没ということは、三十年戦争の後期辺りでしょうか
そうですねぇ~。ちなみに、マリー・ド・メディシスとリシュリューが翌年の1642年没、ルイ十三世が1643年没……といった感じで、この時期は重要人物が立て続けに亡くなっています。
>リシュリューやダルタニャンのお話もすっごく面白そうですけど、有名な題材だけに資料の量が物凄そう……(笑)
リシュリューに関しては、日本語訳された資料だけでもかなりの量ですね(笑)。いちおう、リシュリューは今でも書こうと思ったら書けそうです。
ただ、問題なのはダルタニャンと銃士隊です。ダルタニャン本人の生涯は、佐藤賢一氏の著作のおかげである程度は分かるのですが、彼が所属した銃士隊をもっと詳しく調べたくて……。
『愛の果てのブルボン』の最終話でトレヴィルが「銃士隊長代理」という肩書であった通り、ダルタニャンが銃士隊に入隊した当初はトレヴィルではなくて別人物が隊長だったんですよ。だから、史実寄りにしようとすると、『三銃士』とはけっこう違う部分が出てくるので、日本語訳の銃士隊研究本が欲しいです……。切実に……。
>ラシェルと一緒に自分の家庭を築いてるじゃないですか!? 私もラシェルみたいな子を奥さんにしたい人生だった!(妄言)
ラシェル「あなた。坂神さんはこうおっしゃっていますが?」
シュリー「いや、お前のことを忘れていたわけではないのだ。俺はただ、カトリーン様と両想いになれなかったことを言っていただけで……」
ラシェル「ふ~~~ん?」
シュリー「うっ……。わ、悪かった……」
アンヌ「旦那様! 私のことも忘れないでくださいね!」
シュリー「アンヌ!? こ、こら、抱きつくな!」
カトリーン「…………私もいますよ?」
シュリー「か、カトリーン様まで!? はっ(゚д゚)! こ、これはハーレムのチャンス!?」
カトリーン「……私のこと好きだったのなら、第一章の頃に根性出して告白しなさいよ! おかげでメインヒロインなのに、ラブシーン1個も無しだったじゃないの! 腹パンチーーーっ!!!」
シュリー「げふーーーっ!!!」
求めた愛の果てに・後編への応援コメント
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
本当に素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございました。まだまだ余韻に浸っております。
紙でもういちど読みたいです❣
それにしても資料の数が半端ないですね! 尊敬します。
作者からの返信
楠さん、熱烈な応援ありがとうございました!! とても元気づけられました(*^▽^*)
公募で一次落ちした作品が、ここまで喜んでいただけると、ちょっと自信を取り戻せそうです。
>紙でもういちど読みたいです❣
そこまで言ってもらえると、アキラ泣いちゃう……(´;ω;`)ウッ…
資料に関しては、日本では馴染の薄い時代なので、関連本を探すのにけっこう苦労しました……(白目)
しかも、けっこう絶版していたから、中古本を購入しました(^_^;)
求めた愛の果てに・前編への応援コメント
あえてシュリー視点でというのはすごく良かったです。
そんでもって、泣きました(இДஇ )
作者からの返信
なるべく読者とシュリーの悲しみがシンクロするように書きました。
私も書いていて、辛かったですが……(あと、公募の締切がギリギリで、別の意味でも辛かった……汗)
>そんでもって、泣きました(இДஇ )
アンリのことを、女癖が悪かったけれど、読者のみなさんに死を惜しまれるような人物にちゃんと描けていたのだなぁとしみじみ思います。
ありがとうございます。
大計画―グラン・デッサン―への応援コメント
多忙な人は本当に寝ませんよね……。
農本主義は良い改心ですし、実際に善政を敷いたのだとしても、自分を犠牲にしてまで……というのは、やはりカトリーンの呪縛ゆえなんでしょうね……。
作者からの返信
シュリーの働き過ぎは、当時の人たちも「大丈夫かよ……」と思っていたふしがあるみたいですね(汗)
アンリも、「シュリーに働いた時間分の給料をまともに支払ったら、どえらい金額になってしまう」みたいなことを言っていたと思います。
カトリーンの死後もシュリーの心には彼女が生きているし、亡き妻アンヌのことも忘れていなかったり……。最終章のある場面で、後妻のラシェルがシュリーのそんな性格について分析しています。
さよならへの応援コメント
ロニー立ち直り早い!
一晩寝れば吹っ切れた!
こういう所も彼の強さだと思うんですよね。アンリも立ち直り早いですけど。
片やカトリーンで立ち直り、片やカトリーンで落ち込んで……という対比も良いですね。そんな対照的な二人が友人というのも。
作者からの返信
ロニーにとっては人生最大級の悲劇だったのですが、カトリーンがこの世で最も尊い存在であることには変わりなく、彼女との約束だった「アンリへの忠誠」を貫くために再び立ち上がるわけです。
ただ、最終章の一話目にも出てきますが、カトリーンに言われたことは実はずっと引きずっていたり……(^_^;)
アンリとロニーは、全く性質が違いますね(笑)
でも、愛のために戦い続けるという生きる姿勢は同じなんだと思います。
求めた愛の果てに・後編への応援コメント
シュリーは長生きしたんですね。
完結おめでとうございます。
というか、参考資料多いですね!
さすがアキラさん。
資料の読み込み量が半端ないです!
作者からの返信
最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m
参考資料は、この作品を執筆するにあたって購入した本もありますが、以前に資料として使った本を再利用したものもけっこうあります(^-^)
資料の読み込みは大変ですが、知らなかった知識をどんどん吸収していくのはとても楽しいです(^^♪
求めた愛の果てに・前編への応援コメント
アンリがついに……。
当たり前ですけど、歴史小説は人がたくさん死にますね。
作者からの返信
>歴史小説は人がたくさん死にますね。
本能寺で信長が必ず死ぬ運命にあるように、アンリも……ですね(涙)
編集済
受難への応援コメント
貴族の屋敷に侵入して金目のものを奪って逃げるって、当時のフランスは屋敷の警備とかなかったんですね……数の暴力で押し切られたのかも知れませんけど。
いつの時代も、不平不満の捌け口として他人を平然と悪罵するんですね……悲しいなぁ。
作者からの返信
>当時のフランスは屋敷の警備とかなかったんですね
いたとしてもほんのわずかな人数なので、パリ市民が群がって屋敷に侵入してきたら防ぎようがないですね。
そもそも国王を護衛する兵士たちの給料すら滞った時代ですので、貴族が個人的に屋敷の警備を雇っても、ごく少人数になったでしょう。
後に創設される銃士隊にいたっては、少ない給料だけでは食べていけないから、パトロン(つまり、お金持ちの恋人)を探して彼女たちからもらったお金で戦争のための武具を買いそろえたり……とか、『三銃士』内のお話で出てきますからね……(^_^;)
>いつの時代も、不平不満の捌け口として他人を平然と悪罵するんですね
この時代の出来事を調べていると、パリ市民たちがとんでもないことをよくやらかしてます。嫌いだった貴族の墓を掘り起こして、死体をリンチしたりとか……(汗)
命ある限りへの応援コメント
リシュリューでたあああァァ――!!
ちょっと想像していたのと雰囲気が違うキャラで描かれていて、そこがむしろ面白いです(笑)。歴史小説ならではですね。
アンリの最期は有名なので覚悟していましたが、いよいよかと思うとさすがに寂しいなー。
作者からの返信
リシュリューさんは、「三銃士の時代のリシュリュー枢機卿」になるまでにけっこう紆余曲折の人生を送っていて、若い頃はわりと人生に翻弄されている苦労人だったりします(^_^;)
実は、最初は軍人を目指していたのだけれど、家庭の事情で聖職者の道を歩んでいたり……。
リシュリューがメインで登場する小説も書いてみたいですね~。
どうか最後までアンリとシュリーの人生を見届けてやってください!m(__)m
ナントの王令への応援コメント
この辺、怒涛のごとく月日が過ぎますね〜。
スペインとの停戦だけでも大きな出来事なのに、アグリッパとモルネーが立て続けに退場するとは……。
しかし金で買収するの、大変だったんだろうな実際は……。
作者からの返信
>この辺、怒涛のごとく月日が過ぎますね〜。
歴史の教科書的には重要な出来事が目白押しで、単行本数冊分の枚数を使ったら、アンリの業績を事細かく書けるんですけれどねぇ。
でも、あまり寄り道をすると、この小説の本筋(シュリー、アンリ、カトリーンの愛をめぐる物語)から離れていってしまうし、そもそもこれは歴史の教科書ではないので、カトリック同盟の残党の始末やスペインとの攻防に関しては割愛しました。ここらへんをやると、また新キャラが出てきてややこしくなりますし。
アグリッパとモルネーは、物語内での役割をすでに彼らは終えたので、わざと立て続けに退場させました(史実のモルネーは、もうちょっと後で引退しています)。今まで活躍したキャラたちの退場によって、物語は終わりに向かっていきます。
>しかし金で買収するの、大変だったんだろうな実際は……。
欲深い大貴族たちは可能な限り、アンリからもらう金を釣り上げようとしたみたいですね。ただ、一番大変なのはこの後でして、貴族たちを買収しまくったせいで国家財政は火の車になります。
そして、そのことがガブリエルの破滅の遠因になっていったりします。そこらへんは次のエピソードで描かれています。
仲裁役シュリーへの応援コメント
マリーの性格にはかなり問題がありますよねー(*_*) アンリが逃げたくなるのも否めない〜。もともとメディチ家の女ってだけでも嫌なのに、性格や考え方まで合わなかったらアウトだよね(^_^;)
シュリー、お疲れ様……。
作者からの返信
マリーには、アンリだけでなく息子のルイ十三世も苦しめられることになるのです……(^_^;)
ルイ十三世が病気で死にかけている時に自分の要求を突きつけて、思い通りに事を運ぼうとしたり……(汗)
まあ、ルイ十三世が復活してマリーの思惑通りにはいきませんでしたが。
シュリーは、仕事のストレスよりも、国王夫婦の仲裁のストレスがやばいでしょうね(>_<)
大計画―グラン・デッサン―への応援コメント
カトリーンは哀しい一生だったのね……。シュリーが! マクシミリアンの頃にもっと根性見せてアプローチしておけば!! なんて思っちゃうけど。
作者からの返信
シュリー(マクシミリアン)は行動力があるくせに、カトリーンのことになると、けっこうヘタレでしたからねぇ……(>_<)
アンリは母性愛を求め続け、愛の迷路に迷う。
シュリーは初恋に苦しみ続ける。
カトリーンは愛の舞台に立つことすら許されない。
愛をめぐって、主要人物の三者三様の葛藤を描いてきたつもりです。この物語は「愛とは何か。何を生み出すのか」を隠れたテーマにしているのですが、上手く描けているかどうかは読者の皆様の判断にゆだねるしかありません。
大計画―グラン・デッサン―への応援コメント
>ああ、時間が無い、時間が。チッ、チッ、チッ
これは舌打ちではなく、チッで時間を計っている可能性が……!
作者からの返信
>これは舌打ちではなく、チッで時間を計っている可能性が……!
その発想は無かった……!Σ(´∀`;)
前田さん………………天才?
編集済
運命の女への応援コメント
現代の自由恋愛主義からすれば、アンリは殴られて当然ではあるのですが(笑)。
当時でもきっぱりと張り倒す気概のある女性はいたのですね〜。
ちょっと胸がすく思いでした(笑)。
しかしこの人が運命の女?
マジでー!?
ここからデレるのか……。
作者からの返信
ガブリエルがアンリのところまでわざわざやって来て「あんたなんて嫌いよ!」と言ったのは実は史実でして、女癖の悪いアンリがぎゃふんと言わされる貴重な場面だったり……(^ω^)
ガブリエルは、アンリがフランス国王となり、ある有名な法令を出すうえで重要な役割を果たすことになる女性です。
アンリ四世が主役の海外小説だと、前半のメインヒロインがマルグリット、後半がガブリエルという扱いになってますね。
受難への応援コメント
ガブリエル。不運な女性ですね……。でも、三人の子どもをもうけるまでの数年は幸せだったのですよね。
アンリも可哀想๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐
パリの民衆の残虐さ。……歴史を見ているとパリだけではないですが、割と民衆って残虐ですよね。
作者からの返信
ガブリエルは、彼女が残した手紙や言葉を見ると、アンリに「この国の民たちは戦乱で疲れているから、平和をもたらして欲しい」などと言っていて、賢明な女性だったのだろうと思われます。
ただ、周囲からの人気が極端に少なくて(元恋人と不倫していたという噂がまことしやかに囁かれたり……)、大勢の人間に失脚を望まれていたようです(>_<)
たぶん、ガブリエルを陥れようとした男たちが悪い噂を流して、それがいつの間にか事実のように語られるようになったのではないかなと思います。あと、両親が悪すぎた……(泣)
パリの民衆は、フランス史を勉強していると、たまにビックリするような行動をやらかしますからね……(白目)
嫌いだった政治家の死体を墓から掘り起こして、バラバラにしたり……(文字通り、死者に鞭打ってます)。
普段の生活で娯楽が無かったから、そういう残虐行為で憂さ晴らししていたという面もあるのかも……。
ナントの王令への応援コメント
モルネー、さすが賢人。全てわかっていたとは。彼に野心がなくてよかったねぇロニー。
なるほどー。ここでナントの王令が出されるのね。世界史好きだったから、おおまかな流れはわかるけど、こうやって繋がってくると面白いですねぇ♡
作者からの返信
ロニーは一方的にモルネーを嫌っていたけれど、モルネーのほうはロニーのことを恐ろしい奴だと思いつつも仲間意識はあったんだろうなぁと感じます。
モルネーは、この後、歴史の裏舞台でプロテスタントの人々のためにかなりがんばってます(*^^*)
ナントの王令を出した後もプロテスタントの急進派の中にはアンリに逆らう人たちもいたのですが、アンリの寛容な政策に感銘を受け、ブルボン王朝に忠誠を誓った貴族もけっこういたりします。
そんなプロテスタント貴族の中には、三銃士のポルトス、アラミスのモデルとなったイザック・ド・ポルトー、アンリ・ダラミツなどの一族がいたり……(*^^*)
光への応援コメント
前田さんへの返信、アンリと光源氏の会話がウケました(笑)
アンリねぇー。光源氏もそうだけど、結局それでは本当の愛は得られないのでは?
ガブリエルの両親、酷すぎー! カトリーンのところで心休まる生活ができたらいいね。……そのうちアンリが来るんだろうけど(笑)
作者からの返信
実は、アンリの愛の遍歴はちょっとだけ光源氏を意識して書いていました。アンリと光源氏には、母性愛を求めて美女たちを追いかけ回すという共通点があったので。
光源氏には紫の上という最高の女性がいたのに、彼女を裏切り続けて、悲しい結末を迎えましたからね……。
ただ、アンリは源氏よりは女性に誠意を持って接している……はず(笑)
ガブリエルの両親は、この後も娘の足を引っ張るのです……(;´Д`)
あと、カトリーンとガブリエルが姉妹のように仲が良かったのは史実だったりします。
第三章の主な登場人物たちへの応援コメント
さぁ第三章の幕開けですね。
今まで出てきている人も改めて書いてくれているので、すごくわかりやすいです。
作者からの返信
ありがとうございます(*^^*)
登場人物紹介に載っている人の中には早々に退場しちゃう人もいますが……(汗)
第三章も楽しんでいただけると嬉しいです!
別れ・後編への応援コメント
悲しすぎるー(இДஇ )
アンヌちゃん……。全部わかった上で!! ロニーがせっかく変わりそうだったのに!(;>_<;)
ロニーも辛いですね๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐
コリザンド〜〜(`m´#)
作者からの返信
アンヌの結末は、最初から決めていたこととはいえ、書いている私も悲しかったです(´;ω;`)
第二章は、アンヌがメインヒロインと言っても差し支えがないでしょう。今後、ロニーは、アンヌを失った時の過ちを繰り返すまいと思い、過剰なまでに苛烈かつ冷徹に恐ろしいことをやります……。
コリザンドへの復讐は、ロニーにもっと恐ろしいことをさせるつもりでしたが、読者のみなさんにドン引かれそうだったので、表現をおさえました(汗)
別れ・前編への応援コメント
アンヌちゃん。莫迦な女ほど可愛いのかも。ロニーもこのままアンナちゃんを可愛がるようになってくれたらいいな。
コリザンド嬢。最初から野心があったのかなかったのか……。でも出る杭は打たれるのよ。やり過ぎはよくないねぇ。
作者からの返信
アンヌは、だいぶ私の趣味が入ってますね(笑)
ちょっと抜けているところがあって可愛いとか最高ですやん!(^ω^)
コリザンドは、何を考えているのか分からない感じにしたかったので、わざとセリフや人物描写を少なめにしました。
歴史書ではコリザンドを賢婦として描いていることが多いのですが、アグリッパの自伝を読むと、けっこう陰でこそこそと陰謀を企んでいたみたいなんですよね……(笑)
それで、私の小説ではこんなキャラクターにしました。
ブルボンの産声への応援コメント
カトリーヌのあっけない幕切れに驚きました。
あれほど裏で糸を引いていたのに、老いさらばえるとあっさり退場しちゃいますね……。
アンリ多すぎたので同名人物が消える分には気にならないのですが(笑)。
作者からの返信
晩年はほとんど何もできなくて、カトリーヌも無念だったでしょうね。まあ、自業自得なのですが……(^_^;)
ただ、カトリーヌ・ド・メディシス本人は死にましたが、メディチ家はなおもフランスの歴史に深く関わってきて、アンリの人生を大きく左右することになります。
>アンリ多すぎたので同名人物が消える分には気にならないのですが(笑)。
作者の私もスッキリしました!(←おい)
ネラックの宮廷への応援コメント
宗教戦争、長いですよねー。悲しくなるほどに。
女の戦いはマルグリットの勝ちだったのですね! フォスーズちゃんもマルグリットの思惑通りになるか? それとも?
作者からの返信
フランスの宗教戦争は、全体で36年間続き、悲惨な殺し合いが続いたのです……。さらに、ヨーロッパの全土でもカトリックとプロテスタントは争っていて、16世紀半ば~17世紀前半はあちこちで戦争をやっていたようです。いつの時代も、宗教の対立って恐ろしい……。
恋多きマルグリットは、昔から男たちにああだこうだと言われがちですが、その時代の価値観に囚われない生き方は魅力的だなぁと私は思います(*^^*)
フォスーズちゃんは貴重なロリ枠……げふん、げふん!
第二章の主な登場人物たちへの応援コメント
またずいぶん新しい人が出てきますね。でもアキラさんの手腕できっとこんがらがったりしないでしょう!
作者からの返信
た、たぶん、大丈夫だと思う……かも知れない……です(←どっちやねん!汗)
ロニーとアンリの全生涯を描いているので、登場人物の数がけっこう多いんですよねぇ……(^_^;)
愛の牢獄への応援コメント
ヨーロッパの人って、日本人と比べると体臭キツイですよね。その人たちの中でも特に臭いとなると……想像を絶する臭さなのでは?(笑)
ニンニクは好きですけどそれとはまた違うんでしょうねぇ。
それにしても56人とはまた驚きの数!!
作者からの返信
歴史書にわざわざ書き残されるレベルの臭さですからね(笑)
マルグリット王妃みたいにアンリの臭いに生理的嫌悪感を抱いて、一緒のベッドに寝たがらなかった女性もいるかも知れません(^_^;)
しかし、体臭がきついにも関わらず、アンリは当時の美女たちとたくさんの恋愛をしちゃうわけです!
体臭が気にならなくなるほど、アンリには男としての魅力があったのかもです!(たぶん!)
血の洗礼への応援コメント
残虐さというより、王の小心さが虐殺を引き起こしてしまうあたりに何とも言えないやるせなさを感じます。
シャルルとカトリーヌの関係性は、なんとなく今川氏真と寿桂尼に重なるような気がしました。
作者からの返信
シャルルにはプロテスタントの恋人がいたので、たぶんシャルル本人はプロテスタントにそれなりの理解はあったのかも知れません。
こんな事件を起こしてしまったのは、自分の意思を貫くだけの強さが無かったのでしょう。
>シャルルとカトリーヌの関係性は、なんとなく今川氏真と寿桂尼に重なるような気がしました。
寿桂尼も、今川義元に比べたらずっと頼りない氏真を補佐するのは大変だったでしょうね~。
同じように、フランス・ルネサンス期の偉大な王フランソワ一世の時代を知っているカトリーヌも、自分の息子が軟弱すぎて頭を抱えていたかも知れません。
囚われのナヴァール王への応援コメント
登場人物がこれだけ多いのに、なぜにこんがらがらないのでしょう! アキラさんの筆力に感動します!!
前のコメントへの返信にあるように、キャラを想像しやすいあだ名をつけているからなのかなぁ。
グイグイ引き込まれていきます!
作者からの返信
最近、自分の筆力に自信喪失ぎみだったので、そう言っていただけると凄く嬉しいです(´;ω;`)ウッ…
登場人物たちが多いうえに同名人物までいてややこしいので、なるべくキャラの区別ができるようにがんばりました(*^^*)
当時の人たちは家族や知り合いに同じ名前がいて混乱しなかったのかな……。
血の洗礼への応援コメント
バルテルミーの虐殺……これはとんでもない事件ですよねー。無慈悲残虐極まりない。
ご忠告通り、脳内再生はオフにして読みました(笑)
マクシミリアン、この年にして達観してるというか老成しているというか……。かっこいいけど。
作者からの返信
聖バルテルミーの虐殺は、資料を読むと、もっとえげつない描写があったのですが、いちおう抑えました……(汗)
聖書のページを破って口に入れて窒息死させる……というのも、実際に行なわれていたそうです。(そんな殺し方を発想できてしまう人間が恐い……)
マクシミリアンは愛していた母が早くに死んで、父親が頼りなかったせいで、幼い内から大人にならざるを得なかったという面がありますね。子供でいられた時代が極端に少ないせいか、けっこう歪んでいるところがあったり……(聖バルテルミーの虐殺によって、余計に歪むわけですが汗)
別れ・後編への応援コメント
アンヌちゃん……(ノ_<)
あんなに可愛かったのに。
コリザンドへの復讐のくだりはオリジナルなんでしょうか?
作者からの返信
みなさん、コメントで彼女のことを惜しんでくれますね……。
出番が短いと最初から分かっていたからこそ、わずかな登場シーンでできるだけ魅力的に描こうとしました。
>コリザンドへの復讐のくだりはオリジナルなんでしょうか?
そうですね。あと、コリザンドのキャラ付けも通説とはけっこう違います。
コリザンドはフランスの色んな歴史書を読むと、清廉で賢い美女「麗しのコリザンド」と呼ばれていることが多いんです。
でも、アグリッパは自伝でコリザンドのことを「マルグリット王妃を毒殺しようとして、俺にも王妃を暗殺しようと誘ってきた腹黒女」みたいにさんざんこき下ろしているんですよ。
しかも、作中にも出てきましたが、コリザンドはアンリに「これからは、私だけを信じてください。私が信用できると言った者にのみ心を許してください」などという内容の手紙を送り、どうやらアンリをコントロールしようとしていた形跡まであります。
だから、「本当は偽善ぶった悪女だったんじゃ……」と推測し、自分なりのコリザンド像を固めました。
第一章の主な登場人物たちへの応援コメント
わーい。わかりやすい説明をありがとうございます。これからどんどんアンリアンリアンリが出てくるんですね(笑)
読む前から混乱しそうですが、じっくり読ませてもらいます。
作者からの返信
>これからどんどんアンリアンリアンリが出てくるんですね(笑)
ええ……。書いている私まで混乱しそうになりました(白目)
参考にした歴史の本も、著者や翻訳者が時々混乱していて、いったい誰のことを言っているのかよく分からないということもあったり……(汗)
編集済
パリ入城への応援コメント
ダルタニャン(祖父)きたー!
それにしても、アンヌも可愛かったけど、ラシェルも思ってたより可愛くないですか……? もし私がロニーだったら、アンヌとラシェルのどっちか一人と結婚できるだけで、カトリーンが居なくても充分満足なのに(妄言)。
作者からの返信
>ダルタニャン(祖父)きたー!
ほんの一瞬だけの出番でしたが、三銃士好きなので無理やり登場させました(笑)
ちなみに、ダルタニャン(祖父)が務めていた旗手は、戦場の最前線で旗を振り回すという危険極まりない役目なので、隊でも特に勇敢な男が選ばれたそうです。
アンヌもラシェルも魅力的な女性ですよね(*^▽^*)
ロニーは初恋の呪縛に囚われて、カトリーンにこだわりまくっているのです。
でも、自分のそばにいる女を切り捨てられるほど冷たい人間でもないので、ラシェルにはアンヌの時と同じようにロニーの心の隙間に入りこむチャンスがあったり……。
そしてクートラへへの応援コメント
あれよあれよとスピーディに戦況が進みますね!
母后との決裂は密かに痛快だったり。
ドイツ軍との合流を流布して敵軍を引き込んで決戦とか、筋書きも判りやすくまとまってますね♪( ´▽`)
作者からの返信
>ドイツ軍との合流を流布して敵軍を引き込んで決戦
実はこれは私の独自の解釈でして、歴史書では「アンリはドイツ軍と合流しようと出撃したが、ジョワユーズ軍に追いかけられて、クートラで追いつめられたから決戦におよんだ」と書いてあります。
でも、アンリ軍は地形的に有利な場所に陣取り、かなり準備万端な状態でジョワユーズ軍と戦っているんですよね。しかも、戦後、当初の目的だったはずのドイツ軍との合流なんて忘れたかのように、さっさと帰還しているんです。
「これはもしかしたら、アンリの作戦だったんじゃ……?」と考え、こういう筋書きにしました。
歴史小説はあくまでもエンターテイメントなので、他の箇所でも、史実の中に独自解釈をさり気なく入れたりしています(*^^*)
パリ攻囲への応援コメント
>これで、パリ市民とカトリック同盟の間に大きな溝ができた。
心理戦に持ち込むとは、なかなかやりますね。
ヨーロッパの戦いは脳筋のイメージがありますが、それだけではなかった。
作者からの返信
脳筋が多い中でロニーみたいに頭を使う奴が現れると、歴史が一気に動くことがありますからね~。
あと、英仏百年戦争の頃、その当時の騎士たちは「騎士道精神に反して卑怯だから」という理由で大砲を人に向けて撃たなかったそうなのですが、騎士でも何でもないジャンヌ・ダルクが「なんで人に向かって撃たないの? 城壁めがけて撃っても意味なくないですか? 撃ちましょうよ、人に」と言い出して戦法が変わったという話を聞いたことがあります。
いつの時代もイレギュラーな存在が歴史を動かす原動力になるのかも知れません。
光への応援コメント
>あのニンニク臭い王様、また来てる……。
出ニンニク(笑)
なんか、アンリの口上がどこかの平安時代の貴公子に思えてきましたねぇ。
作者からの返信
>アンリの口上がどこかの平安時代の貴公子に思えてきましたねぇ。
アンリ「あんなすけこまし野郎と一緒にされるとは心外だ!」
光源氏「お前もすけこましだろ?」
アンリ「俺は一つ一つの恋に命がけなんだよー!(# ゚Д゚)」
光源氏「私も命がけだ! 幼女誘拐とか犯罪すれすれだからな!」
アンリ「いや、犯罪だろ!?」
光源氏「そういうお前も幼いフォスーズを……」
アンリ「フォスーズは14歳だったし! 紫の上は10歳だぞ!」
紫の上&フォスーズ(どっちも五十歩百歩なんだよなぁ……)
去りゆく青春への応援コメント
マルグリット、まさかこんな結末とは……。
幽閉とはいえ悠々自適。ある意味で勝ち組なんでしょうかね。
33歳から19年〜ってことは、50歳そこそこで他界……?
しかし昔の女性は自分の処遇のためならすすんで体を売れるんですから、烈女というか悪女というか……。
作者からの返信
>50歳そこそこで他界……?
実は正式に離婚した後、アンリとの友情関係を回復させて、フランス国王になっていたアンリに招かれてパリに移住したのです(*^^*)
アンリよりも5年長生きして、1615年に62歳で亡くなっています。亡くなる直前まで若い愛人がいたそうです。
最終章にもちょっとだけ登場するので、ご期待(?)ください。
>烈女というか悪女というか……。
「男が玉座に座っている時、支配しているのはしばしば女たちである」と言われるほど、ヨーロッパ……特にフランス史における女たちの影響力は凄いですからね(汗)
しかも、マルグリットの場合は「男を破滅させる美しさ」と当時の人たちからも言われてましたし(^_^;)
フランスにおける歴史的大事件の陰には必ずといっていいほど女性が登場し、その当時の権力者たちとドロ沼の恋愛関係になっていたりします(笑)。そして、その女性関係が原因で戦争になったり……。
夢の終わりへの応援コメント
フォスーズちゃん……可哀想だよぅ。
こんな若い娘を孕ませた挙句に精神攻撃していじめ抜くなんて、王宮ってば恐ろしい場所……!!
身の丈、分相応、って大事ですよね……平凡な普通の結婚だったら、フォスーズちゃんも健やかに好きなだけ子作りできただろうに。孕ませ放題だったろうに!(言い方…)
作者からの返信
王宮には貴族の令嬢たちが侍女として出仕していますからね。やたらと気位の高い女たちがバチバチと火花を散らしているのです。
そんな中に気の弱い子羊ちゃんが入りこんだら、それはもう悲惨なことに……:;(∩´﹏`∩);:
アンリの息子ルイ十三世の時代にも、ルイ十三世の恋人がレモン汁おもらし事件という被害に……(ドレスにレモン汁をかけられて、「やだ、あなた! おもらししていますわよ! おほほほほ!」みたいな嫌がらせ)
>孕ませ放題だったろうに!
孕ませ放題(笑)だったかは分かりませんが、史実のフォスーズはこの後ちゃんと結婚できて、75歳で亡くなるまで平穏に暮らしていたようですよ(*^▽^*)
そしてクートラへへの応援コメント
次回はついにみんなの活躍が見られるのか。
最近女性関係ばかりでドロドロしていたので、スカッっとした戦いが見たいですね。
作者からの返信
フランス史で、女性関係でドロドロしているのは、実はアンリに限った話じゃないんですよね(;^ω^)
「フランスの歴史で女性を語らないのは偽りの歴史だ」と言われるほど、歴史に名を残した男たちは女性関係のドロドロを経験しているのです。それだけ恋多き人生を送っているわけです。そして、その女性関係のドロドロが実は歴史を動かしていることもあるので、フランス史は教科書では確認できない裏の部分で女たちの暗躍があったりします。だから、フランス史の女性関係の本を読むと、「〇〇〇って、こんなドロドロの恋愛してたの!? で、それで歴史上重大な決断をしちゃったの!?」みたいなことに……(汗)
フランク王クロヴィス一世がキリスト教に改宗してキリスト教を広めることになったのも、奥さんがキリスト教徒で彼女の歓心を買いたいからだったり……。
次回のクートラの戦いは、ロニー、アンリ、アグリッパにそれぞれ見せ場があるのでお楽しみに!!(*^^*)
編集済
挙兵への応援コメント
宮殿からの脱出、さらっと書いてますけど実際は非常にスリリングだったんだろうなぁと感じました。
狩りに出て帰るという信用を得ることでカモフラージュし、二回目は本当に出て行く……。
母后もそれを許し、妹ちゃんを素直に引き渡してくれるなんて物分かりの良い人やん!(大人の事情だったようだけど)
もっと冷酷な人のイメージでしたが、そうした政治的判断は出来る人だったんですね〜。
腐っても為政者か。
作者からの返信
宮殿からの脱出のくだりは、実は色んな人物が色んな場所でアンリ脱出のために動いたり、または妨害しよとしたりしていて、この脱出劇だけで一冊の本が書けそうなんですよ。本当は。
でも、限られた枚数で主人公の全生涯を描かないといけないので、あくまで主人公マクシミリアンと仲間たちがその目で見たことだけを描写するだけにとどめておきました。
あと、去年の大河ドラマで真田一族がその目で見なかった本能寺や関ケ原の描写が大幅にカットされているのと同じで、あちこち視点が変わって歴史小説が苦手な読者さんたちが「読むの疲れた……」とならないように歴史エピソードをかなり削ぎ落したつもりです。
ただ、歴史好きな人が読んだら「この作者、ここでこのエピソードを入れないなんて歴史知識浅すぎ……」と思われてしまう危険もあるので、なかなかさじ加減が難しいです。本筋に関係ないようで実は後で歴史的大事件に繋がることもあるので、どこまで削るのかは歴史小説を書く上でのジレンマですね……(T_T)
ただ、アンリがうんこたらして殺されかけるエピソードはどうしても入れたかったんや……。アンリとアグリッパがものすごいお茶目で可愛いと思ったから……。これこそものすごい寄り道なエピソードなんだけど……(汗)
カトリーヌ母后に関しては、けっこう二面性のある人物だなぁと思います。ジャンヌ女王などの政敵を毒殺したり、聖バルテルミーの虐殺を起こしたり、かなり冷酷な人物なのですが、夫アンリ二世の愛を独り占めにしていたディアーヌという愛妾に対しては夫の死後に財産を奪いはしたけれど殺さずに生かしておいたりなど、彼女の中で「殺すべき人間と生かしておく人間」の独特な線引きがあるみたいなんですよね。カトリーヌ母后も歴史小説の主人公にしてみたら面白いかも知れません。全編通して、登場人物が続々と死んで死屍累々になるかもだけれど……(^_^;)
編集済
決意の時・後編への応援コメント
カトリーンたんかわゆすなぁ。お兄様を抱擁する妹キャラは最高すなぁ。
ソーヴ夫人の小さな胸強調しすぎィ!
ちっぱい最高ですやん…スレンダーボディ良いですやん…そりゃ昔はふくよかな方が美人とされていたのは知ってますけど…!
作者からの返信
姉キャラばかり書いてきたので、カトリーンはちょっと手探りぎみに書いていたのですが、可愛いと言ってもらえて嬉しいです(*^^*)
>ソーヴ夫人の小さな胸強調しすぎィ!
ソーヴ夫人のちっぱい設定は史実です(非情な事実……(^ω^))
フランス人が書いた伝記や小説を読んでいると、けっこう言わなくてもいいような余計な一言(小さな胸のソーヴ夫人が……とか、ニンニク臭いナヴァール王が……みたいな)を言うシーンがあるので、これがフランス流の話し方なのかなぁ……とか思って、わりとこの小説では余計な一言を言う登場人物が多めになっています(笑)
ちなみに、アンリは傾向的にどうやらスレンダー系の美女がお好みのようです(ΦωΦ)
決意の時・前編への応援コメント
宮殿周辺で刃傷沙汰やっても大丈夫なんですね。決闘とかの範疇なんでしょうか。
マクシミリアンつよい!
作者からの返信
当時の貴族たちは、普通に宮殿の庭で決闘とかしてましたので……(^_^;)
宮廷の庭にうんこたらす人種が、刃傷沙汰なんて気にしないのです!(≧▽≦)
物語内では描かれていませんが、アグリッパが作中のマクシミリアンと似たような殺人騒ぎを起こしています(^-^)
この時期、めちゃくちゃ決闘で貴族が死んだのですよ。
アンリ4世が即位(1594年)してから1603年までに決闘で死んだ貴族の人数は4000人以上らしいです:;(∩´﹏`∩);:
とにかく決闘で死ぬ貴族で死屍累々だったため、大臣になっていたマクシミリアン(シュリー公)は「決闘をしたら、当事者だけでなく関係者も無期懲役、爵位剥奪、財産没収などの刑に処する! もしくは死刑!」という法令をつくったのですが、三銃士の時代になっても決闘騒ぎは収まらなかったのです……(>_<)
愛の牢獄への応援コメント
臭くても愛おしい(笑)。
体臭、どうにかならないもんですかねぇ。シリアスなのに笑ってしまいました(;^_^A
作者からの返信
アンリ四世の体臭問題は、萩尾望都さんの漫画『王妃マルゴ』(マルグリットが主人公)でもラブシーンとかでしきりに出てくるぐらい、その時代に詳しい人の間では有名なので、彼の体臭問題を無視するわけにもいかないんですよねぇ……。王妃のマルグリットが同衾を嫌がるほど臭かったらしいので。
でも、ラブシーンのたびにアンリが臭い描写を入れるとくどいので、最初の恋人ソーヴ夫人で「アンリは、臭くても女を惚れさせるぐらい魅力的! めっちゃ臭いけれど!」ということをアピールしておいて、後の恋人たちとの描写ではあまり体臭のことには触れていないと思います(^_^;) 描写皆無とは言いませんが(汗)
まあ、何にしろ、アンリの体臭のきつさから逃げずにベッドで愛し合った愛人が56人もいるのは事実です……。
アンリがなんでそんなにニンニク臭かったのかは謎ですが、生まれた時におじいちゃん(その人の名前もアンリ……)がニンニクがたっぷり入った産湯に孫をつけたらしいです。そのせいなのか……? そもそもお風呂に入るのが好きじゃなかったらしいし、そっちが原因……?
血の洗礼への応援コメント
虐殺シーン。長い一幕でしたが、話を分割せずに掲載したのは英断ですね。
ここは一気に載せるべき場面であることを理解していらっしゃる( ´ ▽ ` )ノ
読み応えがあって大変素晴らしかったです。
作者からの返信
ありがとうございます。そう言っていただけて安心しました(*^^*)
『影は光』や『カルチェ・ラタンの魔女』はわりと細かくエピソードを分割していたのですが、連載終了後は読者が激減したので、今回はちょっと実験的にお話的に区切りのいい部分までを1エピソードにしてみようかなと思ったのです。
聖バルテルミーの虐殺は、『王妃マルゴ』という映画で描かれていまして、かなり内容がヤバイです……(>_<)
編集済
求めた愛の果てに・後編への応援コメント
とても興味深く拝読しました。
特にフランス政権を手に入れてからのアンリとシュリーの行く末が面白く、ハラハラしながら読み進めました。
ただ人の一生を大河ドラマのごとく書き綴っているため、読む人によってはやや冗長、テーマを一つに絞れてないのかなという印象を受けると思います(公募で落ちたのもその辺が理由かなと感じました。全部詰め込むのではなく、偉人の転機となるハイライトに的を絞って書いた方が残りやすいのではないかと)。
何にしても、僕の関心の薄かった中世フランス史をがっつり読ませた筆力に、ただただ感謝です。
お疲れ様でした!
作者からの返信
私の拙い作品を最後までご覧いただき、感謝です!
>人の一生を大河ドラマのごとく書き綴っているため、読む人によってはやや冗長、テーマを一つに絞れてないのかなという印象を受けると思います
>公募で落ちたのもその辺が理由かなと感じました。
実際、大河ドラマみたいな一代記をめちゃくちゃ意識して書いてましたからね(汗)
私は、司馬遼太郎や宮城谷昌光みたいに偉人の一代記を数冊に渡って描く大長編が大好きで、学生の頃はそういった偉人の一代記を読み漁っていたものですから、常に大河ドラマ的な物語を書きたいという欲求を抱えていまして……(^_^;)
ただ、織田さんが仰る通り、偉人の生涯を一冊にまとめようとするとかなり厳しいでしょう。アンリ四世の生涯なんて、本当は数巻を費やす必要があります。
まあ、司馬遼太郎レベルの大作家になると、見事な手腕で偉人の生涯をたった一冊にまとめることは可能(『徳川慶喜』なんてかなりの名著ですし)だとは思いますが、普通の作家は避けると思います(笑)。
でも、今まで自分の欲求をおさえて「偉人の転機となるハイライトに的を絞って」書いてきたので(『影は光』『鉄腕ゲッツ』など)、我慢できなくなってきて書いちゃったのです。犯罪者ふうに言うと、「ヤバイとは思ったが、欲望をおさえられなかった」のです。たった一冊で大河ドラマ小説は厳しいなぁと思いつつ、書きたいという欲望をさらけ出しました。その結果生まれたのが、登場人物たちが欲望剥き出しまくりの『愛の果てのブルボン』です。
あと、角川春樹小説賞は私にとって腕試しの場なので、ちょっと冒険してみたかったのかなぁ~と。
今度、角川春樹小説賞に送る時は、たぶん一代記ものはやらないと思いますが(いちおう、何を書くかもう決めているので)、万が一にも作家になれたあかつきには上・中・下巻や5~8巻に渡る大長編を思う存分書きたい……。
そういうのは、本当に売れっ子作家しかやらせてもらえないだろうから、馬鹿の戯言で終わるかもですが(汗)