イソギンチャク。ウミウシ。
そんなものたちが、平凡(?)な少年少女たちの前に姿を現すところから物語が始まる。
驚くべき展開で次々に襲いかかる、常識ではとても計り知れないお笑いとエロス。
事態が一転・二転し、息もつかせぬ怒涛の展開。
平和だったはずの日常は、いつしかイソギンチャク・ウミウシとともに大きく崩れ去ってゆく……。
あなたの常識を、根こそぎ崩壊させます。
ありふれたストーリーに飽き飽きしている方。
ご自分の創作の殻を破り、未知なる高みへ突き抜けたい方。
騙されたと思って読んでみてください。
あっという間に読めちゃいます。
あっという間に……あれ、世界が回転する……!
正直言って、この作品をおすすめしていいのか小一時間悩みました。
凄い作品なのは間違いありませんが……怖い作品かもしれないからです。
ただのホラー作品とは一線を画すだけではなく、忍び寄る恐怖を見事に表現しています。これをホラーと感じるか笑い飛ばせるか……。
最初の数話はお馬鹿なテンションで「なんでやねんッ!」って笑いながら楽しめると思います。ちょいエロな表現でラブコメに感じますが、ゆっくりと雰囲気が変わっていくのです。
色々な登場人物の視点から、物語を追っていく構成は段々と恐怖に私は感じました。
「衝撃のラスト」という陳腐な言い方では表すことは出来ません。
皆さんは、どう受け取られるのでしょう。
「変態」の一言で片付けることは出来ないと思います。
いやもう、前半部分で何度か「……ジャンル……、ホラー、だよね」と確認しましたよ。ちなみに、他の方のレビューも拝見し、「あ……。そう思っているのは私だけでは無かった」と安堵もしました。
とにかく、イソギンチャクとウミウシが……。
イソギンチャクとウミウシが、えらいことになってるんです。人類女子に対して、えらいことしでかします。
そしてまた、とんでもないことに、このお話。
最後まで読んだら、冒頭に戻らざるを得ないんですよね……。
このお話を読むときの注意は。
周囲に人が居ないことを確認して読む、ですかね。
いえ。
あなたが、変態であるならば、堂々と読んでいただいて結構ですよ。