第44話 遠ざかる、訪れる

くり返す夜

閉じこもる部屋

冷えていく指

静けさの中

沈んでく影

遠ざかる日を

忘れないように

記憶抱きしめて

鍵をかけてみても

キラキラあふれ出し

来るはずの朝

ゆれるカーテン

こぼれる光

踏み出せないと

怯える心

小さく震え

受け止められない

弱さ抱きしめて

変わっていく姿

キラキラまぶしくて

微笑みながら

あふれる思い

胸にしまって

怖がりながら

歩き始める

訪れる日に




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る