概要
田舎の漁村に隠された陰惨な風習「おっぱぎ」とは
大学の映画サークルに所属している相田キョウジたちは、浪浜村なる村落から観光PRのためのコマーシャル制作を依頼される。
老人ばかりの限界集落を訪れたキョウジたちは、そこで村の陰惨な風習「おっぱぎ」のことを知る。
老人ばかりの限界集落を訪れたキョウジたちは、そこで村の陰惨な風習「おっぱぎ」のことを知る。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!じっとりと忍び寄る恐怖
正直に言おう。少し漏らしてしまったかもしれない。いやこれ本当に。
章を追うごとに徐々に近づいてくる恐怖。恐怖のあまり読みながら鼓動が早くなって行くのがわかったほどだ。
しかも、伏線をしっかり回収しつつ想定外の恐怖をぶち込んでくる書き方、私はかなり好きだ。
さらにしっかりとした設定は本当にこのような村があるのでは無いだろうかと思わせるようなリアリティさを生み出し、それがより幽霊では無い人間の怖さを感じ取れるようになっていた。
私はしばらく都会からは出れそうにない。読み終わってから一人でいるのが怖くなってしまったので、今からコンビニへ行ってこようと思う。 - ★★★ Excellent!!!WEB小説界には珍しい基本に忠実な王道ホラー
小説現代辺りに載っていそうな背骨のしっかりしたホラー小説です。話も構成も王道で飛び道具に頼っておらず、それでいて筆致豊かに書けているので十分に面白くて怖い。
どうも僕の印象的にWEB小説界は「待たせたら負け」的なところがあって、起承転結で言うと起と承を即座に終わらせて(場合によってはすっ飛ばして)転を連発する作品が多い雰囲気を感じるのですが、この小説は「起」と「承」の下準備で手を抜かないことにより作品世界に読み手を浸らせ、登場人物の感じている恐怖を共有させることに成功しています。
音も無くじわじわと迫る恐怖とその爆発、そして綺麗には終わらない結末。ホラー小説のお手本のような作品でし…続きを読む