ロリになった加代ちゃん編

第415話 妖力切れで九尾なのじゃ

 はじめに皆さんに言っておく。

 というか、まぁ、そのなんだ。作者の描写力が微妙なため、どうも誤解を与えてしまっていたようなのだが、加代さんの容姿についてだ。


 のじゃのじゃ言っている娘というと、こうロリリーンで、のじゃじゃーんで、ばーちゅーばばーんなイメージが強いと思う。いや、実際、のじゃとかいうのは小さい娘だし、のじゃロリという属性があるくらい、のじゃと言ったらそういうイメージが湧くものである。


 だからそう、これだけのじゃのじゃ言ってりゃ普通そう思うだろう。


 あと、なんだかんだで貧乳とか、胸ナシとか、ツルペタスッテンドンとか、そういうことを言っているから、余計にそういうイメージが湧いたかもしれない。

 これはもうなんていうか作者の趣味である。

 作者も、自分がロリなのか、それとも胸がないのが好きなのか、もしくは、胸があるのが好きなのか、よく分かっていないから、深く追求しないでやって欲しい。


 基本絶壁キャラが好きなのだ。

 けれど、痕では梓が好きだし、アイマスではあずささんが好きなのだ。


 千鶴でもなく、千早でもなく――あずさなのだ。

 作者も、自分で自分がよく分からないのだ。


 うん、これくらい言えば大丈夫だろう。


 加代さんは普通に大人の女性です。身長、割と160cmくらいはある女性です。平均的な身長はあるけど、こう、胸だけが絶望的にない、のじゃ女なのです。


 そこん所をよろしく。

 と、言ったところで本題なのですが。


「の、のじゃぁあああああああっ!!!!」


「おぁあぁっ!? なんだ、加代、どうした!?」


 加代の叫び声で起こされる。

 昨晩はお楽しみでしたねと、そんな感じで、毎晩一緒の煎餅布団で寝ている俺と加代だから、叫ばれれば当然のように目は覚める。


 しかしながら――ちょっと今日は声が小さい気がした。


 いや、離れている。

 もっと、耳元で聞こえてもいいような気がするのに、妙に小さい。

 というか妙に高くなった気がする。


 どうしたんだよと起き上がって、目やにのついた瞼をくしくしと洗う。すると、そこに――いつだったか、スーパーで女児用のブラを買うために変身した加代さんが立っていた。

 わなわなと手を震わせて。


 え、え、あれ。

 なんでいきなりそんな少女モードになってんの加代さん。

 今、別に少女になる必要とか、特にありませんよね。


 というかそんなちみっこモードの女と一緒に寝ていたとか、それ、犯罪臭くってちょっとまずいと思うのですが。こう、女子高生とかなら――欲望炸裂だよな――で、済まされちゃうかもしれないですが、少女モードはまずいような気がします。

 だってどう見たってお前それ、小学生とかのレベルじゃねえかよ。


 まずいよまずいよ。まこ〇ゃん絵日記が乗ってる雑誌でやる話になっちゃうよ。


 ノジャジャ、ロリロリ、エルオー、ヤバヤバ。

 カクヨム、ゲキオコ、ボルケーノ、アカバン。


 そんな感じに、なっちゃうよ。


「うぉーい!! 青少年健全育成条例!!」


「のじゃぁ!! どういう叫びなのじゃ!!」


 俺は急いで加代から離れると、なに、なんなのという感じで顔を強張らせた。

 そして、早急に、垢バン喰らわないように――もとい、犯罪にならないように、愛しい同居人から距離を取ったのだった。


 えぇ、なにこれ、どういうこと。

 ここ最近、こいつとの生活にも慣れてきて、もう、この生活にもだいぶ慣れて来たぞ、って、なんかそんな感じだったのに。この突然のハプニングは勘弁して。


 というか、絶対これ――長編やっかいなやつの前振りやん。


「よ、妖力が切れてしまったのじゃ」


「妖力が切れてしまっただって!?」


「……妖力切れで、大人の姿が保てなくなってしまったのじゃ!! のじゃぁ!! 今年の夏が暑すぎて、妖力バテを起こしてしまったのじゃ!!」


 そんなことを真顔でいう幼女加代さん。

 大変なんじゃよーということは伝わってきたが。


「……妖力バテって」


 そんなことで大人の姿を保てなくなるってどうなのよ。

 もっとこう、なんか、それっぽい言い方があるんじゃないのと、俺はそっちの方が気になって、真顔になってしまうのであった。


 とにかくそんな訳で。

 正真正銘のじゃロリ狐娘と加代は化してしまったのだった。


 なんてこったいフォックス。

 これじゃ夜、どうやって仲良くすれ――。


 げふんげふん。

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