第414話 投稿ミスで九尾なのじゃ

 やっちまったぜ。

 やれやれまったく、やっちまったぜ。

 先週からなんかこう、予約投稿の感覚も危なげなだと思っていたら、とうとうこっちでもやっちまったぜ。

 まったくシブいねぇ、オタクシブぃよ。


 いや、シブいのは私のカクヨムでの立場の方かもしれませんがねぇ。

 もうそろそろ十年選手、いい歳した書き手なので、ボカンとヒット作の一つでも出して、書籍化、メディアミックス、アニメ化と、なんかそういう浮いた話でも欲しいものです。


 こんなに頑張ってるのに。

 いーん、いーん。


 所詮この世は、頑張っている人間を認めない、どれだけ欲してもそれを欲する者に与えない、残酷な構造で成り立っているのだ。

 とか、そういう泣き言しか絞り出せない余裕がない。

 だってオラ、公募の原稿中だから――。


 という訳で。


 どうも、筆者のkatternです!!


「うぉーっ!? 一人称が売りのオキツネ加代ちゃんが、なぜか三人称神視点に!!」


「のじゃぁ、こっちでもついに投稿ミスを犯してしまって、精神の平衡が崩れたのじゃ」


「なんでこいつ虎眼先生みたいなことになってるの!? 追い込み過ぎじゃない!?」


「昔から、何をやるにも極端な奴なのじゃァ。これで結果が伴えば、多少は浮かばれるのじゃが。仕事も、趣味も、私生活も、全部結果が伴わないから哀れとしか言いようがないのじゃ。間違いなく、死んだらたたるレベルの厄を持っておるのじゃ」


 HAHAHA。


 加代ちゃん、お前さんには言われたくないよ。

 お仕事クビになるが風林火山の如し。

 我が作品群の中でも、ぶっちぎりのポンコツぶりを見せるオキツネ様が、何をおっしゃるうさぎさん。


「狐なのじゃ!!」


「お前、本当もう、笑いを取りに行く余裕もないくらいに摩耗してんのな……」


 そらそうよ。お前、毎日朝の五時から起き出して、夜の十二時に寝て、電車に二時間揺られてと。そんな生活を繰り広げながら、毎日一万字近く小説を書く。

 そんなこと続けてりゃ、体調もおかしくなりますわな。

 ついでに投稿ミスも起こしますわな。


「いや、社会人として、割とマシな方なスケジュールだと思うのじゃ」


「三交代で睡眠時間が不定の人とか、世の中にはざらにいるからなぁ。それと比べたら、決まったリズムで生活ができているだけ、アンタマシな方だよ間違いなく」


「のじゃまったく」


 はい。

 世間様の不幸と比べたら、俺の身の上などたいしたことございませんよ。


 一年間で40kg痩せ(最近ストレスで5kg戻った)。

 カクヨムコンに参加しつつ公募にも参加し(だいたい三ヶ月で60万字くらい書いた)。

 家に自分の部屋がなくて、夜中の十時を過ぎてもガンガン西郷どんが流れてくる、そんな家庭で生活している(はやく寝てくれ、お袋、親父――!!)。

 そんな家庭から逃れるために、マクドナルドやコメダに入り浸り、なんとかこの現状を脱したいと思って、原稿を書き続けている。


 そんなの不幸のうちにも入りませんよ。

 甘い甘いぞ、その程度のことでぐちぐち文句いってんじゃねえ。

 男だったら死ぬまで働け、きびきび働け、男が最後に残すのは骨だけだ。お前はただ死ぬためだけにこの世に存在しているのじゃ。


 うひゃひゃひゃひゃ。


「こいつ、精神病の治療をしていたはずなのに、前より悪くなってないか!?」


「いや、本当の本当にネタがなくって、なんというか、いっぱいいっぱいという感じがするのじゃ」


 あ、加代ちゃん、それ正解。


 という訳で、すいません。

 別に上記、本気で言っている訳ではないです。

 いや、ネタにはしましたが、それほど苦しくは思っていません。


 すいません。

 投稿ミスった時には、代原稿を投稿するのが俺ルールなのですが、そいつを用意する余裕すらありませんでした。公募用原稿で手いっぱいで、もはや、加代ちゃんの通常更新分を書くのもできていない状態だったりします。


 ついでに加代ちゃんの原稿書くのも三週間ぶりになります。

 ストック放出して、公募原稿の執筆に時間をあてておりました。


 なので、こんな感じに。

 いつもの加代ちゃんのほんわか緩い感じを期待されていた方には、なんじゃこりゃと思われるかもしれませんが、どうかご勘弁のほどをお願いいたします。


「のじゃ。まぁ、ここまでついてきてくれた人たちなのじゃ。多少くわかってくれるじゃろう」


「そうかなぁ」


「のじゃ!! わらわの魅力を信じられぬというのか!!」


「魅力って、そのツルペタすってんどんで何を言っているやら」


「……けどそんなわらわがいいのであろう、桜よ?」


「……言わせんなよ恥ずかしい」


 はい。

 なんか最近桜くんもすっかりと丸くなっちゃいましたね。

 最初の頃の、どっか行ってよ感なんてどこへやらですよ。


 ダダ甘か!!

 もうツッコミ不在のダダ甘小説か!!

 お前もう、せっかくラブコメ枠から現代ドラマ枠にジャンル変えたのに――意味ない感じか。ちくしょう、俺にもこんな狐の嫁さんがいたらなぁ。


 全国の狐娘のみなさん。

 katternはいつだって、ウェルカムですよ。

 養ってください。(最高にクズな発言)


「のじゃぁ!! まずはお主が定職に就くのじゃ!!」


「そうだそうだ!! ちゃんと職業訓練に真面目に通って、職を決めろ!! バーカバーカ!! この無職!! ニート!! 生活力なし男!! リアル九尾男!!」


 やめて。

 割と本気で、でていくのは俺の方なんじゃないのと、そんなことを思い悩んでる部分がある、メンタル弱い系男子なんだから。本当にやめて。


 まぁ、仕事は決まったんですけどね。


「「決まったのじゃ!?」」


 なんとか地元でいいところが見つかりました。

 この通り、何もできないごく潰しの私ですが、親のためにしっかり働こうと思っています。そして、できる限り趣味の方を充実させていこうと思っています。


 今の時代、人間が生きていくのは本当に苦しいものです。

 そういう苦しい時代を笑い飛ばして、キャラが読者と一緒に歩んでいる感を、この作品――でていけ九尾さんでは、特に大切にして書いてきたつもりです。

 俺も実際、この作品に支えられて、ここまで生きてきたような感じが、あったりなかったり、ありそうでどうなのかと悩んだりします。


「なんかすっごい曖昧な発言なのじゃ!!」


「しっかりしろよ作者ァ!!」


 気が付けば、かれこれ連載を開始してから二年になろうかという頃。

 コンテスト以降、いまひとつパッとした話題の本作ですが、これからも、まだまだまだまだ、彼らの日常は続いていくと思います。


 他の作品と比べると、特別ゲタゲタ笑える訳でもありません。

 星もそれほど多い訳でもありません。

 感動の展開とか、そういうのが待ち構えている訳でもありません。

 基本的にいきあたりばったりです。


 しかしながら、そんないきあたりばったりな人生を、一緒に歩いていく小説として、これからも本作を貴方の人生の隣に置いていただけると、作者としては書いた甲斐があったなというものです。


「あ、なんかいい感じにしめて落とす感じの奴なのじゃ」


「こすいよな。最初、ぶっ壊れている感じを出しつつ、こういうオチに持ってくの」


 という訳で、これからも、ポンコツオキツネ加代ちゃんと、夜の運動会頑張るマン桜くんの、いちゃこらおとぼけばっかんうっふん小説、でていけあんたは九尾さんをよろしくお願いいたします。


「「ひでぇ!!」」


 書籍化オファーはいつでもウェルカム。

 カクヨムオンリーだが、他社でも私はいっこうに構わん!!(いつもの)


 あ、それと、来週から、加代ちゃんロリ化しますので、よろしくお願いします。


「「なんの告知!?」」


 という訳で、朝一番で今日の更新分を書いた、katternでした。

 はぁー、投稿ミスとか、勘弁しちくりー。


「「お前がやったんだろ!!」」

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