第95話 飴!

「ありがとうございます。お役人様」

「俺たちは役人じゃねえよ。都まで税を運ぶ人足だ。もう一人いただが途中で死んだ」

「そうさ、病でな」

皆、何も食べていないような顔色をしていた。

「今日は何もないから寝よう。ここいらは人も住んでいないからな」

リュックから飴を取り出して一つずつ渡してみた。

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