第94話 租を運ぶ男達
つっかい棒を外すやいなやガタガタと戸が開いた。
むさ苦しいボロを着た男が4人戸口から入ってきた。
「お前は誰だ。ここは都へ税を納めに行くものの宿だ。なぜ入った」
そんなことを言われても困る。
「すみません。旅のものですが、暗くなってどこにも宿がなかったので」
「いいじゃねえか。一人ぐらい多くても困りゃしないよ」
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