第75話 5千円

「ねえ、ちょっと前だけど、あなたのお友達っていう人から連絡があったのよ。あなたに連絡とれなくて困ってるって。ご両親からも連絡があったらしいわよ、彼女に。何かあったの?」

「うん、ちょっとみんなに不義理してるんです。仕事が忙しくて、電話にも出られない時が多くて。今度聞かれたら、元気でやってるけど忙しいらしいって言ってください」

「そうなの? まあ、ご両親くらいにはちゃんと連絡したら?」

「ありがとうございます。そうします」

そんな会話をして先輩と別れた。電車賃に5千円借りた。先輩の住所を書いてもらった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る