子ども時代独特の人間関係や心理描写が丁寧に描かれていて、とても面白く読みました。途中からどういうラストになるかハラハラしましたが、いい読後感でした。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
冒頭からラストまで、ぐいぐい読まされました思春期の少女の抱える、自分対社会とのギャップそれを嘘という形で解決しようとした主人公は、嘘のために追い詰められてしまう葛藤のあげく謝っていい子ちゃんに…続きを読む
主人公の気持ちにのまれた。途中から胃がキリキリしそうだった。逃げてもいいことはあまりない。けど、逃げずにはいられない気持ちがひしひしと伝わってくる。逃げていることへの罪悪感も。積み重なるその気持ちが…続きを読む
主人公が嘘つきであることを忘れずに読んでみてください。ちょっと幼い初恋のお話です。
緊迫感のある文体にとても好感を持ちました。本当にとてもいいと思います。これは良いたとえか、どうかわかりませんが、若くして芥川賞を受賞された女流作家のことを思い出しました。たとえば「職員室は少しタバ…続きを読む
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