第20話 レビューって必要?
おいら、不思議に思うことがあるんだ。なんでトップページの一番いいところにレビューが置いてあるのだろう。
あれ見て「おお、いいレビューだ。この作品を読もう」と思ったことある? おいらはないなあ。キャッチコピーとしてレビューの文言は弱いと思うんだよな。もっと強烈で衝撃的なキャッチコピーがあったら、思わず読んじゃうかもしれないけれど、言っちゃあ悪いが、読書感想文のタイトルみたいのが多いなあ。当たり障りのない言葉って言ったらいいのかな。
でもそれは仕方ないと思う、第一にみんなプロのコピーライターじゃないんだから人の目を引くキャッチなんて作れないよね。おいらだって作れないや。第二に言えることは、レビューが『他人の作品』に書くものということだ。自分の作品につけるものと、他人につけるキャッチコピーとはおのずから違うと思う。悪意がなければ作品を褒めてあげたい。そうすると「面白いです」「二度見しちゃいました」「続きが読みたい」「今まで読んだことのない作品」「今後の展開に期待」とかになっちゃうよね。またトップページのレビューのところをクリックするとレビューの本文じゃなくて、作品そのものに行っちゃうのもおかしいと思うんだ。おいらはレビューで何を書いているのか見たいのに、作品のトップに行っちゃう。それをスクロールしてやっとレビューの本文を見つけられる。面倒くさい。
おいらレビューよりも高速で流れてしまう、新着小説の方をもっと、トップページで大々的に展開した方がいいと思うんだ。書店だって、新刊を前面に出すでしょ。それと同じ。新着小説の紹介欄を五列から十列くらいに増やして、トップページに乗る時間を少しでも増やした方がいい。新着小説には自作への思いがこもった自分のキャッチコピーが付いている。他人のつけたキャッチコピーより、自分のつけたそれの方が思い入れがあるから、それで読んでもらえなければ、納得がいく、またはキャッチコピーを変えてみるなどの努力ができる。だから新着小説を前面に押し出した方がいい。
それから完結作品だ。完結しちゃったら、新着レビューで誰かが取り上げてくれなければ、一生、日の目を見ない。おいらの小説管理の下の方ではレインボーマンに負けて地獄落ちになったような小説たちが怨嗟の声を上げている。どうか救い出してやりたい。
そこで、完結小説アーカイブスと題して、トップページの下の方に、二列くらいランダムに完結小説をスクロールさせるのはどうだろう。幻の名作が掘り出せるかもしれない。第一回のウェブ小説コンテストには十万字を超える重厚な作品がたくさん投稿された。一発芸の短編も読みやすくていいが、たまには長編を読もうよ。スマホだと疲れるから、タブレット、パソコンで読もう。おいらに実力があったら、長編小説を読もうキャンペーンを張るね。小説の醍醐味はやっぱり長編小説だな。おいらは頭の調子が悪い時しか短編小説を読まないよ。これを脳のリハビリと呼んでいる。
残るはランキングなんだけど、週間最高六位でトップページに載らなかった、おいらは恨みも込めてこう言う。「週間ランキングなんて、枠の外側にスクロールさせておけばいい。あんな、ど真ん中に置く必要なし」
ランキングに載った人は嬉しいだろう。だが、その陰でランキングに載らない人が何万といるんだ。その比率を考えたら、ランキングなんて小さい扱いでいいと思う。
以上好き勝手に書いたが、皆さんはどう思いますか? 思ったこと、感じたことをどしどし運営さんに送りましょう。おいらはチキンハートなので、この場での発表にとどめる。だって誰も読んでくれないんだもーん。安心、安心。
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