第14話 読まれない土曜日
このエッセイを始めて三日目。おいらはその方向性を見失って暗中模索している。特に、主義主張があるわけではないんだな。身辺雑記と言っても、寝てるか、食べてるか、カクヨム眺めてるかだけだからお客さんを喜ばすことなんて何もないんだな。カクヨムWeb小説コンテストの大賞作の感想を二作書いたけれど、それはその二作に興味があって読んでみたから、せっかくなので感想を書いてみるかと思い立っただけで、他の大賞作品には申し訳ないけど興味が出ないから触手は動かない。特別賞の皆さんにも悪いけど、読む気がしないからスルーさせてもらう。書籍化されてベストセラーになったらいいですね。なんかおごってくださいなとは言いたいけれど、おごってくれるわけないな。顔見知りでもフォロワーさんでもないから。
『横浜駅SF』と『うさぎ強盗には死んでもらう』の二作に関してはずいぶんと失礼なことを書いてしまったと思う。もし、作者さんからクレームがきたら即時、削除する。いや、いたします。遠慮なくお申し出ください。もし、ご立腹なら運営さんに訴え出ても結構です。おいらみたいな廃人のエッセイなんぞいつ消えても大勢に影響はございませんから。どうぞ公開停止にしてやってください。ただ、素直に従いますからアカウントの取り消しだけは勘弁してください。今、生きている唯一の楽しみはカクヨムだけですし、底辺ではありますが、愛する自作もありますので、それだけは勘弁してくだせえ。お代官様。作者さま。運営さま。これが杞憂に終わりますように。
しかし常々「批評家、感想家は大嫌い」と言いながら、おいらもぬけぬけと感想なんてものを書いちまったな。二枚舌とはこのことだ。今回は読書日記という体裁で書いたが、今後はどうしていこう。かつておいらは某辛口感想家に「批評、感想を書くのにいちいち断りを入れるマナーなんてありません」と近況ノートに書かれて、腹が立ったと書いたが、おいら、今回作者さまに何の断りも入れていない。読書日記の内容を見て貰えばわかるが、下手に出ながらも、おいら辛口というやつをやっている。今から作者さまに断りを入れるか? いやあ、怖くって今更そんなことできない。黙っていよう。そこで、推測なのだが、辛口さんたちの中にも内心ビビリながら辛口コメントを書いている人もいるんじゃないかなあ。批評ではきついことをいいながら、実際会ってみたらいい人だったりして。そうだったらいいなあ。それとも当初からおいらが思い描いているように、「俺がルールブックだ」みたいに、上から目線で批評して「あいつは俺の批評で大きくなったんだ」などと勘違いも甚だしいことを考えている輩なのかなあ。前者だったらいいなあと思っちまうのはおいらだけではないはず。
話は変わるけどこの前、新着レビューを見ていたら「これ、誹謗中傷なんじゃないの」というレビューを見つけた。正確な文言は忘れてしまったけれど、相当ひどいものだった。そしたら、次の日も同じ作者の違う作品を誹謗中傷していた。なんか、作者に恨みでもあるかのような雑言だった。「二日連続か。作者さんかわいそうだな。運営さんに連絡すればいいのに」と思った。第三者のおいらがそう思うほどひどかった。作者さん退会しちゃうんじゃないかと心配した。でも、作者さんは辞めてなかった。よかった。
そしたら、誹謗中傷したやつ、アカウントを変えて、実作を書いてきた。これもひどい中傷作品で、「こいつはイカれているかカクヨムに相当恨みがあるやつだな」と思ったわ。その後、そいつのアカウントは見かけないから、たぶん、消えたんだろう。カクヨムみたいな匿名社会には必ず悪意を持った存在が現れると思う。いつ、おいらがそのターゲットになるか分かったもんじゃない。それを防ぐにはどうしたらいいか? やっぱり、悪意が手出しできないほど良作を生み出し、多くの人に共感を持ってもらって盾にするしかないだろう。けど、おいらには人々に共感される作品は書けていない。狙われるぞ、助けて〜。
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