パートさんをいろいろイラッとさせるヤママネですが

何か言おうものなら

泣くので

余程腹にすえない限り物申さない状態に

誰も何も言わなくても

へたすると

店内で泣いていたりします

意味がわかりませんよ

泣いてるのを見かけてしまうと

（うわぁ・・お客さんがいるのに）

ドン引きしつつその場を去ります

気づけばだらだら続くミーティング

機嫌が悪いと何かとにらんで

あれこれ嫌味を言ってくるかと思えば

作業場で他店の社員さんとでしょうか

電話でキャピキャピ喋ってる

いつ見ても仕事してません

オカさんがしていた仕事をこっちにばっかり振ってくる

売り場に商品並べてから

「これはこうして欲しかったんだけど」

（先に言ってよー、二度手間だし）

そんなことは日常茶飯事

そんなこんなで

ハセさんが

「そろそろ、ちょっと言ったほうがいいわよ

言ったって通じないけどね」

それで作業場で

「ヤマさん、ミーティングのことなんだけど」

と話し始めたんですね

「やっぱり、あたし達ってお昼上がりだから

11時にはミーティングしてほしいのと、時間もちょっと短くしてくれないと

発注する時間がぎりぎりになっちゃうから」

なんて

穏やかに話していたら

「もうやだ・・」

「え？」

ヤママネ

突然泣き崩れました

別にハセさん、ほんとに普通に話してただけでしたが

この泣き方で

ハセさんもいらっときてしまって

「ヤマさん、なんでそうやってすぐ泣くの？

泣けばいいってもんじゃないでしょ。こっちの話を

聞かないって失礼とは思わないの？」

そうしたら

「ハセさん、怖い」

「は？」

「いやだ、怖い怖い」

怖いを連発しながら泣き続けたのでした

何をどう声をかけてもダメでした

仕方がないので店長を呼んでお任せしました

いい大人が

人のことを指差して

「怖い」です

で

翌日

何事もなかったかのように

けろっとしたヤママネがいました

この1件以降

私の中でヤママネは

完全に

人間としてこの人ダメだ

になりました

ショックだったのは

「続けたかったけど、もう疲れちゃったわ」

大好きなハセさんが辞めてしまったことでした

辞めるってなったとき

私よりずっとハセさんと付き合いも長かったはずなのに

「ああそう」

いっさい引きとめなかったそう

はせさんが辞めるのはショックだったけど

辞めないでとは

言えませんでした

今でも

時々ハセさんとは会って

一緒にお酒を楽しんでいます