値下げシールは魅力的

最近は失敗も減ってきましたが


よくやっちゃうのが

デザートの値下げしていたら

手がすべって


「あ!」

ひっくり返す

プリンアラモードとか

ショートケーキ

ややデコレーションが崩れます


そんな時は

ペタリ

値下げシールをつけちゃいます

大体売れます。

安ければ多少崩れてても買ってくれます

ありがとうございますです


さてお客さん

300円のケーキがたくさん残った時

200円に売価を変更して売るのと

20%引きの赤いシールを貼って売るのだと

200円で売るほうが安いんですが

赤シールを貼るほうが売れます


赤いシールの魔力です

だけど、ロスの関係で

シールよりは売価を変更したほうが店的には

いいらしくて(理由がよくわかりません)

ヤママネはすぐ値段を変えて売ってと言ってきます

で、売れ残っちゃう

売れ残るなら

売れるやり方のほうがいいのにといつも思います



さらに

うちの店

商品を山盛りに盛ってると

お客さんの手があまり伸びないのに

数が少なくて

売り場がぺったりしていると


何故か買っていく人が増えます

残りわずかって

魅力があるんでしょうね


1番参るのは

商品をぐっちゃぐちゃにかき混ぜて

買っていく人

わざとなの?

と疑いたくなる混ぜっぷり

日付がばらばらになるので

元に戻すのが面倒です


後は奥にある日付けが新しい商品を取っていく

よくやりますね

なので

日付が新しい商品を前に置こうかと

思ったことありますが

あとあと

商品管理のチェック作業が

めんどくさくなるので

やめました。好きに買ってくださいね


値下げのルールをご存知のマダムからは

「ねぇ、これは今日値下げじゃないの?

まだしないのかしら?」

催促されることもあります

そういう時は余裕があればしますが

そうでないときは

「値下げの時間は決まっていないので、すみません」

深々と頭を下げます。


最初のころは

お客さんに声をかけられるのが怖かったなあ

知らないことばかりだったので

でも今は

逆に

何か探していそうな人にも声をかけられるようになり

いつも来る人とちょっとした

会話も出来るようになりました


場所を覚えていない商品を聞かれても

店内が狭いのがありがたい

すぐに商品を担当してるパートさんを探せるし

商品によってはある程度の目星をつけて探せもするので

さあいつでも声をかけてちょうだい!

にまでなりました








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