なんとなく、そうじゃないか....?と察することは出来たりするものの、それが裏切られる書き方でとても素晴らしい。文を追うごとに引き込まれ、登場人物に思わず感情移入してしまう。これを読めてよかった。
人にとって死は確実に訪れるもの。死の恐怖と渡り合った凄くいいお話でした。尊敬に値します!!
こんなに小説で泣いたとは久しぶりです。妻を愛していない夫と夫を愛している妻から始まり、「妻を殺してもバレない確率」が2人の会話であり、変わりゆく主人公の感情がとても胸に刺さります。これは、読まな…続きを読む
確率計や小心者の夫は添え物で、あまり描かれてない奥さんの心情、性格の方が肝な話ですね。大切な部分が控え目だからこそ話が回るとは思うのですが、終演まで隠されてしまうと一抹の寂しさも残ります。それ…続きを読む
読んで、すぐに自分の好きなバンド、ザ・バック・ホーンの美しい名前を思い出した。そして、それを聞きながら再度読んで泣いた。いい大人がと笑うなら笑ってくれ。私は笑われても恥ずかしくない。それだけ…続きを読む
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