これなら受賞は間違いなしですね。ものすごい完成度です。妻を殺せる確率という物騒な言葉と、心をどんどん許し始める主人公の対比がものすごい。失った時に人は気づくとは、まさにこういうことなのですね。いつでも殺せたはずなのに、手を加えなかったという描写が、主人公の深層心理を忠実に表現できていて最高でした。兎にも角にもまずは読みましょう。貴方も、僕が何を言いたかったかわかるはずです。あとは、涙腺崩壊に備えましょう
最初見た時は、物騒な題名だな、と思いました。妻を殺そうとするなんて……と。ですが中身は全然ちがった!いい意味で期待外れでした!!短編でこんなに感動したのは初めてと言っても過言ではありません素晴らしい読書体験をありがとうございました!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(153文字)
最後の畳み方が綺麗ですね
※旧世代の未来予測機です。誤差が生じる場合があります。
感動したのは久々でしたが、物語りの余韻が残る1日を過ごしたのは初めてでした。本棚に並べて置きたい作品です。
なんとなく、そうじゃないか....?と察することは出来たりするものの、それが裏切られる書き方でとても素晴らしい。文を追うごとに引き込まれ、登場人物に思わず感情移入してしまう。これを読めてよかった。
タイトルに惹かれ、出だしに惹かれ、最後まで駆け抜けた。 気がついたら画面がぼやけ、もう一度読み直したら読めなくなった。 時間を開けて、今。どうしてこの作品を知らなかったんだと、この作品を知れて良かったと、そんな気持ちに突き動かされて。 あなたに知って欲しくて。あなたに読んで欲しくて。このレビューを書いています。 昔の作品だから、そんな理由でこの作品を知らずに終わる人を減らしたい。 今これを読んでいるあなたがこの作品を読むことを願っています。
読んだらわかる面白さ!ここでウダウダ書いているのを見るより読んだ方がいい!!
タイトルで敬遠してたんですけど早く読んだらよかった…
失って初めて気付く事は計り知れないほどに沢山あって、自分の中でそれがどれ程に大切だったのか知る事が出来る。この作品のタイトルだけ読むと、ラブコメなのか面白い作品なのかとワクワクしてしまいました。ですが、実はそうじゃなく祈りながら読んでしまうほど人の心、感情を描写されています。主人公の男性の「人間の心の変わり方」をスッキリと書かれていて、とても感情移入しやすかったです。
聞き終わった後、幸せになれる歌がある。見終わった後、幸せに浸れる映画がある。読み終わった後、幸せな気分になる小説もある。これはまさにその一編。最後に、幸せな気持ちを用意してくれた作者に感謝です。
タイトルどおりのテーマなのですが、いい意味でうらぎられる物語。
近未来、という現代人が夢想する舞台では、数字や科学といったロジカルなものが人々の生活を助けてくれることでしょう。そんな時代に、邪な感情を持ち込んだら、数字はどんな反応を示すのか。「絶対に裏切らない数字」の奥にある、男性の心理とは?ゆっくりとやさしく、時に恐ろしく「いのち」を教えてくれる名作。
あらゆる確率を導き出せるようになった時代、家の事情で結婚させられた男は妻を殺してもバレない確率を毎日のように算出するようになる――というのが、この物語のおおまかなあらすじです。その確率は結婚生活を続けていく中で変化していくのですが、その確率の裏にはある意味が隠されているのです。その意味とは何なのか? それは読んでみて確かめてください。
妻を殺したいと思う夫の、気持ちの変化。それを表すように、殺せる確率の数値も変わっていきます。最後まで祈るように読んでしまいました。感動しました!
特に、思いを持たない言葉で思いを表現する場面が必見です。
女性のキャラクターが非常に魅力的で、オチはなんとなく想像が付きながらも最後までするっと読めました。素敵なお話を読ませて頂き、ありがとうございます。
読みやすい文章で先が気になりました文句なしです