素晴らしいの一言。すぐ世にも奇妙な物語の原作にできる。アッサリとした乙一という評もできる。
妻を殺したいと思う夫の、気持ちの変化。それを表すように、殺せる確率の数値も変わっていきます。最後まで祈るように読んでしまいました。感動しました!
日曜日の夕方、大都市の大きなターミナル駅から在来線で一時間もかかる田舎に住む私が、暇潰してして行うのが読書。私が選んだのはこの『妻を殺してもばれない確率』。 結論から、電車の中で読むものじゃな…続きを読む
主人公の態度が徐々に柔和になっていくのが、妻の一途な態度が、えもいわれぬ感覚を私にもたらした。このような感動させられる小説はあまり無いだろう。面白かったです。
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