事前準備

 これは、応急手当そのものではないのですが、自分が怒ってしまいそうな状況に追い込まれそうなときに、あらかじめ心の準備をしておくことも大切です。

 記者会見などで、時々かっとなって失言をしてしまう人がマスコミやネットなどで話題になります。

 少し古い例ですが、以前衆議院議員の松本龍氏が復興大臣だった時、宮城県知事にちょっと(3~4分)待たされただけで、「お客さんがくるときは、自分が入ってからお客さんを呼べ」と知事を叱りつけて批判を浴び、その後、松本氏は辞任に追い込まれました。

 また、食中毒により死者を出した焼肉チェーン「焼肉酒家えびす」の社長が、記者会見で激高し、その様子がテレビで放映されるという事件もありました。

 これら以外にもいろいろあります。

 テレビに出るような責任のある立場の人でも、事前準備ができてないことから不用意に怒ってしまうことが意外と多いようです。

 「怒らせるのが目的みたいな変な質問をする奴もいるから気をつけた方がいい」等、事前に心の準備をしておけば、防げることはかなり多いはずで、本人の心がけだけでなく、周りからのアドバイスも大切です。

 もちろん、記者会見などに出なければならない、話題になっている事件で責任のある立場にいる人は少ないかもしれません。が、意地の悪い上役にぐちぐちと嫌味を言われそうな時や、自分に不利な話題が出てきそうな会議なども同様です。

 「人間のしゃべっていることなどは、単に空気の振動が伝わっているだけじゃないか」等、キレないような考え方を準備していくことが大切です。

 また、前の項目で書いたような、怒りそうになった時に心の中でつぶやく言葉とか頭の中に浮かべるイメージ等も、事前に確認しておきましょう。

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