オレ彼!?★ 融(とおる)の章 いつもの街灯で
学校では、携帯など操作禁止だから、
学校の手前で、
その旨書いて、
メールした♪
部活終わって帰宅する時間までが、
待ち遠しかった!!
夕方、
やっと学校から帰り、
途中の帰り道のコンビニの前で、
メール送っておいた♪
きっとまだ学校か電車だろうな……。
即返信する彼女が、
すぐに返信しなかったから、
そう思ったが、
少し心配になって、
メールが来るまで、
何度もスマホを取り出したりして、
メール来ないか確認していた!
すると、
絢香ちゃん用着メロが鳴った♪
まだ学校、
隠れてメールしてる♪
後またメールするね(o^-^o)絢香
これから塾だぜ~(^^;)
しばらく返信できね~。
終わったらメールする!!融
待ってるわ(*⌒▽⌒*)絢香
塾の帰りに、
メールが来ていたのをチェックした。
着メロ鳴らさないようにしていたから、
三件入っていたようだ。
今、駅についたわ!!
いつも融さんの来るまで、
まだ時間あるから、
本屋さん寄るわ(^^)/絢香
今、本屋さん出たわ(^^)
いつもの街灯で、
待ってるね♪絢香
着いたから、
ここで待ってるわ(o^_^o)絢香
塾、終わった!!
今から行く!!融
オレは送信して、
駆け出した!!
絢香ちゃん♪
少しでも早く、
逢いたい!
「絢香ちゃん!!
待った?」
街灯の下で、
編み物の雑誌を
読んでいた絢香ちゃんが、
顔をあげた♪
「融さん……。
ちっとも♪
随分、早かったわね♪」
「はぁ……はぁ……、
全速……力で、
走って……来た。」
「ありがとう♪」
絢香ちゃんは、
良い香りのするハンカチで、
オレの額の汗を優しく拭いてくれた♪
首筋まで拭いてくれたら、
ハンカチをスカートのポケットにしまった。
「じゃ……、
行こうか♪」
寺町の路地に入る所で、
また手をつなごうと、
手を伸ばしたら、
絢香ちゃんは、
腕にしがみついた!?
「……怖い……。」
「大丈夫だよ♪」
うおぉぉ~!!
柔らかい感触!!
やべ~♪
絢香ちゃんの胸が、
オレの腕に当たってる!?
オレは、絢香ちゃんと、
別の意味で、
ドキドキ、
心臓が早く脈打ち始めた!!
「絢香ちゃん、
いつからここに暮らしている?」
「確か……、夏休み前に、
出来たから、
その頃、引っ越したわ。」
「その前は?」
「東京に暮らしていたの。」
「東京……。」
「川向こうだから、
一駅隣。」
「なんだ~。」
「学校は、遠くなった?」
「うん、
ここは、
前に暮らしていた洋館が、
あったの……。
あ、醍醐寺家のね……。
火事で焼けて……。
ここにマンションを建てたから、
また住む事になったの……。」
「マンションオーナー?」
「業者に売ったらしいわ……。
よく分からないけど……。」
「そっか……。」
「火事に遭った家の跡に住むなんて、
しかも、お寺さんに囲まれているし……。
私、家に居ても、
怖い……。」
ぎゅう~っと、
絢香ちゃんは、
オレにしがみついた♪
「何かあったら、メールしな!
オレ、行くから!」
「ありがとう……。」
絢香ちゃんを
守ってやりたくなった!!
もう、マンションの入り口に着いてしまった……。
「もう、着いてしまったわ……。
融さん、ありがとう……。」
絢香ちゃんの腕が、
オレから離れる……。
「絢香ちゃん!!」
「あ!!」
オレは、無性に離れたくなかったから、
絢香ちゃんを抱きしめた!!
絢香ちゃんは、小柄だ……。
華奢な絢香ちゃんの腕が、
オレの背中を抱える。
絢香ちゃんの柔らかい身体を
ぎゅうっと、
抱きよせた!!
ずっと、こうしていたい。
「融さん!!
痛い……。」
はっと我にかえった!!
「ごめん……。」
強く抱きしめすぎた……。
絢香ちゃんの柔らかい身体に
衝動的に触れたくなって……。
絢香ちゃんをそっと離すと、
絢香ちゃんは、
真っ赤に頬を染めていたが、
そのまま振り返らずに、
まっすぐ走って、
逃げるように、
マンションのオートロックを解除して、
奥に入ってしまった!!
しまった!!
オレ、痴漢行為しちまったのか?
いや、オレら、
付き合うことになったよな?
しかし……。
頭を掻いていたら、
絢香ちゃんの
着メロが鳴った!!
もしかして、
今ので嫌がられた?
不安で一杯になりながらも、
思いきって、
メールを開いた。
さっきはごめんなさいm(__)m
いきなりで、
心の準備が出来てなかったの……(*/□\*)
私、初めて会った時から、
融さんのこと、
素敵だって思っていたの…(*''*)
声をかけてくれて、
送ってもらって、
付き合うことになって、
なんだか夢みたいで…( 〃▽〃)
融さんのこと、
好きです(o^_^o)絢香
マジ!?
あれはOKだったってリアクション?
オレは、
地獄に落とされた気分から、
一気に天国に飛び上がっている気分で、
帰り道を一気に昨日のコンビニまで、
駆け抜けた!!
絢香ちゃん、
絢香ちゃん、
絢香ちゃ~ん!!
オレも、絢香ちゃんの事が、
好きだ~っ!!
と、叫びたかったが、
心の中の叫びにとどめておいた♪
そして、絢香ちゃんに返信した。
さっきはごめん、
絢香ちゃんの事が、
オレも好きだ!
大好きだ!!融
帰り道、気を付けてね(^^)/
私も大好き(///∇///)絢香
絢香ちゃんも!?
大好きだ~?
マジかよ!?
オレは幸せに包まれて、
一気に家まで駆け抜けた!!
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