案外、偽物が好きだ。
仮◯ライダー。
偽ライダーは、わかりやすく、黄色いマフラーをしている。
水△黄門。
偽黄門は、大概、黄門様配役が変わるとき、抜擢されるというジンクスがある。
偽物。
スグに、偽物としてわかるように、誇張されている。
つまりは、それなりに特徴を捉えている。
売れないお笑いコンビ、
『甲虫バスター』
彼らは、仕事で、ヒーローショーの怪人をすることに。
そのヒーローが、
『ヘラクレンジャー』
ヘラクレスオオカブトと、甲虫バスター。
すでに、因縁めいてるではないか😳!
『偽ヒーローは何と戦う』
甲虫バスター、彼らの敵とは、一体、何なのか?
しっかりと、タイトル回収されたオチに、ご期待ください🤗⭐✨
「時間を持たせる」
この言葉がいかに絶望的なものか。あるべきシナリオが成立しなくなった時、必死になって「その間を埋める」ということ。
目の前には無数の観客たち。「本来あったはずのもの」への期待もあり、代わりのもので補えるなら最初から苦労はない。
本作ではそんな試練に直面してしまった男たちの悲哀が、とにかく笑いをもたらしてくれます。
ヒーローショーで「偽ヒーロー」としての怪人サイドを演じるはずだった武田と北山。
彼らはお笑い芸人として活動する中でショーにも出演する予定だったが、事故によってヒーローたちが来られないことに。
仕方ないので偽ヒーローだけでうまく盛り上げられないか。そんな無茶な状況に必死に挑むが……。
彼らは「悪」ではなく、「ガッカリ」という名の凶悪にして絶望的な敵と戦わなくならなくなった。
もしも彼らの力が足りず、「ガッカリ」が舞い降りることになれば、彼らに多大なダメージが降り注ぐこと必定。
そうして必死に必死に頑張る彼らだったが、実は思わぬ事実も存在し……。
彼らは「偽物」だったのかもしれないが、ある意味で「本物」以上に「主役」だったのかもしれない。そんな彼らの哀愁と顛末がとにかく楽しい一作です。