インチキ前世占いから始まる物語が、じわじわと恐怖に変わっていく展開に引き込まれました!特に、何気ない日常の中で殺人を語る恭平の不気味さが印象的です。主人公が自分の作った嘘を書き換えて危機を逃れる展開も秀逸!しかし、最後には新たな女性に同じ鑑定書を送ってしまうという皮肉な結末にゾッとしました。冒頭の一文が最後まで効いていて、伏線の回収も見事です。読み終えた後にじわじわ怖さが残る、完成度の高い短編でした!