概要
~誰も読めない古代魔法を解読していたら、大国の王に見初められました~
社交も外交もできない魔法オタクの第三王女クラリスは、優秀な兄を警戒する大国への「人質」として嫁がされた。
嫁ぎ先の宮廷では、もう噂になっている。「またシェルナの姫か」と。百五十年前、同じ国から嫁いだ姫が、輿入れの途中で消えているのだ。
人質で、不吉で、期待されるものは何もない。ならばと彼女が向かったのは、八百年間誰にも読めなかった古代魔法の書庫だった。
魔力は人並み。けれど、式を読む目だけは誰にも負けない。
凍える騎士を救う暖房具。魔獣の通り道を暴く追跡の網。彼女の趣味が形になるたび、国が少しずつ動きはじめる。そして魔獣の鱗の裏に刻まれた古い文字が、八百年前に封じられたはずのものへと繋がっていく。
剣の国の若き王は、妻が面白いから式を書いているだけだと知っている。知っていて、隣から
嫁ぎ先の宮廷では、もう噂になっている。「またシェルナの姫か」と。百五十年前、同じ国から嫁いだ姫が、輿入れの途中で消えているのだ。
人質で、不吉で、期待されるものは何もない。ならばと彼女が向かったのは、八百年間誰にも読めなかった古代魔法の書庫だった。
魔力は人並み。けれど、式を読む目だけは誰にも負けない。
凍える騎士を救う暖房具。魔獣の通り道を暴く追跡の網。彼女の趣味が形になるたび、国が少しずつ動きはじめる。そして魔獣の鱗の裏に刻まれた古い文字が、八百年前に封じられたはずのものへと繋がっていく。
剣の国の若き王は、妻が面白いから式を書いているだけだと知っている。知っていて、隣から
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?