概要
上がれば8割が落ちる。だから今季は、わざと3位。新人ダンジョンマスター
地方のプロクラブで、選手のデータを数える仕事をしていた桑原澄人(34)。気づけば異世界で、ダンジョンマスターになっていた。
この世界のダンジョンは、魔界に配信されるリーグ戦で戦う。1部・2部・3部に分かれていて、上位は昇格、下位は降格。魔物はガチャで呼び、試合に出して育てる。
ほとんどの主は、ガチャで出た星1や星2を育てない。進化の条件が、半分を満たすまで見えないからだ。だから、ハズレは引き直す。
澄人は違った。
「見えないなら、数えればいい」
もう1つ、過去の記録を見ると、昇格したダンジョンの8割は1年で落ちていた。
「今季は3位で終わる。昇格はしない」
最初に引いた銀狼族の少女ネイは「意味わかんない! あたしは勝ちたいの!」と怒る。それでも、勝てる試合は勝つ。上には行かない。ハズレ
この世界のダンジョンは、魔界に配信されるリーグ戦で戦う。1部・2部・3部に分かれていて、上位は昇格、下位は降格。魔物はガチャで呼び、試合に出して育てる。
ほとんどの主は、ガチャで出た星1や星2を育てない。進化の条件が、半分を満たすまで見えないからだ。だから、ハズレは引き直す。
澄人は違った。
「見えないなら、数えればいい」
もう1つ、過去の記録を見ると、昇格したダンジョンの8割は1年で落ちていた。
「今季は3位で終わる。昇格はしない」
最初に引いた銀狼族の少女ネイは「意味わかんない! あたしは勝ちたいの!」と怒る。それでも、勝てる試合は勝つ。上には行かない。ハズレ