応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 心のいちばん柔らかいところが刺激されて、じんわりと温かい涙が溢れてきました。

    旅を語る者を羨むタンポポですが、この子だってかつては風に乗り、様々な困難を乗り越えてここに辿り着いた「旅人」なんですよね。自分の旅の記憶は忘れていても、こうして命を繋ぐために、今度は見送る親になったのだと思うと胸が熱くなります。

    水たまりに落ちたり、怖くてなかなか飛べなかったりする不器用な綿毛たちの姿がどこか愛らしく、そして少し自分自身にも重なるようで切なくなりました。真っ白で空っぽになってしまった頭で、それでも「自分より少しでも楽に生きて」と空を見上げ続けるタンポポの寂しさと誇らしさ。その祈りが、どうか遠いどこかで健気に咲く未来へ届いてほしいなと願わずにはいられません。

    読み終えたあと、道端の小さな命をそっと見つめたくなるような、温かいひとときをいただきました。素敵なエピソードをありがとうございました。

    作者からの返信

    心に染み入るような、本当に温かいご感想をありがとうございます!
    一歩も動けないタンポポ氏の、ちょっと不自由で不条理なぼやきから始まった第5話ですが、まさかそこからこんなに壮大で美しい祈りを見出していただけるなんて……作者冥利に尽きます。
    いただいた温かい言葉を大切に、これからもマイペースに物語を紡いでいきますね。素敵な時間をありがとうございました!

  • 冒頭の「吾輩」の響きから、あの近代文学の金字塔を彷彿とさせる味わい深い文体に一気に引き込まれました!
    文豪が描くような高潔な視点を持ちつつも、加工食品や段ボールの快適さにすぐ屈してしまう人間くさい可愛らしさが最高です。オマージュを感じつつも、現代のWeb小説ならではの軽快なテンポで楽しく読ませていただきました。続きの旅路(?)も心から応援しております!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    高潔な顔をして加工食品に脳を撃ち抜かれ、段ボールに帝国を築いた末に家猫へ就職する猫を楽しんでいただけて、とてもうれしいです。
    文体の遊びとWeb小説らしい軽さの両方を受け取っていただけて、かなり励みになりました。
    今後も吾輩たちなりの事情を重ねていきますので、またのぞいていただけたらうれしいです。