概要
大切な人を救うたび、私の記憶は杖に刻まれていく。
七つの窪みを持つ古い杖。六つの石を指でたどりながら、老婆は子供たちに、自分が歩いてきた人生を語り始める。
精歴一八五三年、ミシシッピ川のほとり。宿屋の娘ステラ・メイ・ホロウェイは、病に苦しむ妹を救うため、水の少女メルクと契約する。人間のことを教える。その約束が、彼女を家の外へ、まだ知らない世界へと連れ出していく。
川、山、金、火。そして出会いと別れ。精霊から授かった力は、大切な人を救う一方で、メイ自身の身体や記憶を変えていく。
失いたくないものを守るために、人は何を差し出すのか。一本の杖に刻まれた石と、少女の人生をたどるファンタジー。
精歴一八五三年、ミシシッピ川のほとり。宿屋の娘ステラ・メイ・ホロウェイは、病に苦しむ妹を救うため、水の少女メルクと契約する。人間のことを教える。その約束が、彼女を家の外へ、まだ知らない世界へと連れ出していく。
川、山、金、火。そして出会いと別れ。精霊から授かった力は、大切な人を救う一方で、メイ自身の身体や記憶を変えていく。
失いたくないものを守るために、人は何を差し出すのか。一本の杖に刻まれた石と、少女の人生をたどるファンタジー。