概要
白骨遺体と朽ちたメガネフレーム。骨は、六年前の暗闇から真実を語り始める
二〇二六年六月、大雨によって大阪北郊の山中で崖崩れが発生し、地中に埋もれていた白骨化遺体が露出した。遺留品はわずかに残された特異な形のメガネフレームのみ。警視庁身元捜査本部と連携する法医学者・北川彩夏は、補佐官の三条正樹や科捜研の浜中咲苗らとともに、解剖台上の骨と残された遺留品から亡き者の「名前」を取り戻す果てしない身元捜査を開始する。アリバイの壁と六年の歳月を越え、彩夏の鮮やかな推理が隠された悲劇の真相を解き明かす。
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