佐藤は「ボタンを押すだけ」という簡単な仕事をしていた。簡単なのに誰も就きたがらないこの仕事は、人格のバックアップデータを削除するというものだった。
コンピューターのように、人格をバックアップできたらどうなるのだろうか。
万が一のことがあった時に、バックアップした時点の人格を持って蘇ることができたら、もう死ぬことは怖くなくなるのだろうか。
どこまでも考え込んでしまいそうなテーマだが、本作ではその他にも「問題」が発生している。同僚の鈴木の口から語られる、衝撃の事態とは⁉
技術が発展したら、人間も機械になってしまうのだろうか。
考えさせられるSF、ぜひお読みください。